2015年2月5日木曜日

『暇と退屈の倫理学』

國分さんの『暇と退屈の倫理学』を読みました。小学生の頃、周りから暇人と言われていたので、個人的にとても興味深いテーマでした。

読み手を大切に考えていることが伝わる丁寧な文章と、難解な概念を順序立てて分かりやすく説明する抜群の構成力で、一時も突き放されることなく最後まで読み進められた。國分さんはすごく頭が良いだけでなく、情熱のある方なのだと感じた。

図書館で借りたのだけど、この本は手元に置いておきたいので購入しようと思う。繰り返し読むことにより、さらなる気付きが得られる確信がある。こんな先生の授業を受けられる学生は幸せだと思った。

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