2016年2月20日土曜日

農業の大切さを感じる映画「オデッセイ」

マットデイモン主演の映画「オデッセイ」を見てきた。スケール感のある大作で予想していたよりもずっと面白かったです。★は4.5くらい。オススメです。

ストーリーはミッション中の事故で火星に取り残されたマットデイモンが、救助を待つ2年弱の間、相次ぐ困難にも諦めずサバイバルするというお話。極限状態で知恵と精神力が試される様子に人間の底力を感じてしまう。

個人的にキーポイントと思ったのは、マットデイモンが植物学者だったということ。つまり自力で食料を栽培できる知見を備えていたということだ。生きるためにまず必要なのは水と食料(この映画の場合は酸素も)。これはどんな人間であっても共通する。取り残されたのが植物学者だったのは映画が成り立つ必然だったと思う。

飽食の時代に意外と忘れがちなのは、私たちも水と食料がなければ生きられないという事実。だから食べ物を大切にしよう!というのは説教くさく思われるが当然のこと。もっというと食べ物の作り手に対する意識を持ちたい。どんな人間であっても食べなければ生きられないのだから、作り手は命の恩人だ。大袈裟ではなく本当にそう思う。

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