世界を幸せにする広告展に行ってきました。「広告」という手段で、環境問題や人権、貧困問題などの社会的な課題にアプローチする、とても興味深い内容の展覧会でした。
「広告」っていうと、消費行動を喚起されるイメージが強かったけれど、消費に限らず、人々の意識に訴えかけ、行動を促すことができる。ちょっと怖いけど、広告の力とポテンシャルを見せつけられました。だからこそ権力者が扱う「広告」には注意深くならないといけないなと思います。
展示は海外の作品が中心で、日本のもいくつかあったけど、残念ながらそれほど印象には残らなかった。これって、海外のNGO/NPOなどの組織と日本のそれとの力の差の表れのようにも感じます。
アイロニカルなものやヒューマニズムに溢れるもの、シビアで緊張感を迫られるもの、色々なものがあった。優れた広告に共通していたのは「発想の転換」で、物事をそれまでと違った角度から捉えていること。そんなアイデアが思いつくようになりたい。そう思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿