新年4冊目。1910〜20年代に活躍した探検家シャクルトンのリーダシップについて分析をした一冊です。世界的に超有名人らしいのですが、私は今年まで知りませんでした。。
本書は冒険譚ではなく、あくまで彼の実績からリーダシップについてのエッセンスを抽出した内容構成になっています。企業経営者向けに書かれたマネジメント本のような感じです。
前半部分は主に人事のあり方、そして後半部分はリーダーとしてのあり方や危機管理についてとても分かりやすくまとまっていると思いました。
僕なりに為になったのは、人事面のところで「本気で仕事を欲しがる人を採用する」ということ。逆に言うと仕事を得ようとするなら、何が何でもその仕事に就きたいという熱意を示すこと。これまでで一番足りてなかったなと思いました。
僕はこの本のように歴史上の人物に再び光を当てて、そこから学ぶべき点を学ぶというあり方はとても好きです。何となく謙虚になれます。そして物語性があって読み物としても面白い。少なくとも巷に溢れる啓発本よりは。そう思います。
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