2017年6月14日水曜日

保育士確保を最重視

東京新聞 2017.06.14

今日から(なるべく)毎日ブログを書こうと思う。やはりこういうのは続けないとダメで、書きたいことを思いついても書かなくなってしまう。子育てを言い訳にしていいわけがない。娘は4/10日以来、胃腸炎、風邪、よく分からない咳とずっと調子が悪く、本当にかわいそうだった。最近やっと咳が治まってきて、心底良かったとホッとしています。

子どもが体調を崩すとそれが自分にもうつり、さらにそれが子どもに再びうつる。悪夢のような無限ループは子育てする親はみんな体験しているのかな。健康のありがたさをこれほど感じたことのない春となりました。

都議選が近くなり、僕の立会人日程も決まりました。今朝の東京新聞。世論調査では、保育士確保が有権者の最大関心事項となっているようです。記事で気になったことは相変わらず低い保育士の給与について。全業種平均より約11万低いという。年収にして120万以上。これはすごい差で、命を預かる仕事なのにおかしい、と前から思っています。

ただ、実は保育士の給与というより、女性の給与が男性と比べて低いことが問題の実態なのではないかという気がします。昨年何ヶ所か保育園を見学して気付いたのは、男性の職員がいないということ。保育士という仕事の性質から、女性のなり手が多いのはなんとなく分かります。でもそれにしても圧倒的に男性が少ない。

男女の給与に差がある仮定すると、保育士の給与が全業種平均より圧倒的に低いのは、そもそも保育士は女性の仕事という認識があるからではないかと考えたくなります。なので、この問題はもう少し踏み込んで、女性の給与待遇を含め、仕事における男女の差の実態を明らかにすることも必要なのではないかと思います。

後日追記

上記内容を精査して、結局↓のような文章で投稿しました。

保育士不足の一因に給与待遇の低さがあると言われている。その差は全業種平均より約11万円も低いという。幼子の命を預かる現場の仕事として、その処遇の低さに驚かされます。なぜ保育士の給与は低いままなのか。私は、保育士は女性の仕事、そして女性の仕事は、一般的に男性よりも給与が低い、という認識と実態が社会背景にあるからではないかと思います。昨年、娘が産まれ、私も何ヶ所か保育園を見学しましたが、男性職員に会うことはありませんでした。その時は違和感を感じなかったのですが、いま思うと、私も保育士は女性の仕事という認識を持っていたのだと思います。一方で、保育士の仕事の性質上、女性のなり手が多いのは自然なことだとも思います。そうであれば、現政権が謳う「女性が輝く社会」を目指すにあたり、保育士の待遇改善は、働く女性の支援も含め、二重の意味で必要ではないかと思います。

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