2017年7月6日木曜日

出でよ女性棋士

東京新聞2017.07.05

咳が止まらない。夜が眠れない。父子ともにお互いの咳で起きて大変です。それはさておき、昨日の東京新聞。政権批判のコラムが多い斎藤美奈子さんが、いつもと少し違ったタッチで女性棋士の登場を楽しみにしていると書いていた。

実は僕も100%同感で、女性棋士の登場を楽しみにしています。藤井四段の活躍はすごいと思いますが、世間で話題になっている程には関心がなく、それよりも里見香奈、西山朋桂、この二人の奨励会三段の結果が気になって仕方ありません。

未だ女性棋士(女流棋士ではなく)が誕生していない将棋界で、現時点でその可能性に一番近いのはこの二人です。しかしながら奨励会三段リーグの壁は厚く、今期も現時点では里見さんは3勝7敗、西山さんは6勝4敗とかなり厳しいポジション(合格ラインは13勝5敗が例年の傾向)にいます。

僕はかなり前から里見香奈さんを応援しているのですが、奨励会には26歳までの年齢制限があり、里見さんは残すところあと1年となってしまいました(西山さんは21歳)。里見さんは体調不良で1年間休場していたので、それがとても惜しいです。

とはいえ、他の男性棋士も含め条件は一緒。応援する側も最後まで諦めません。将棋界に女性棋士が登場したらきっと藤井四段並みの話題になると思います。そしてそれはそう遠い話ではなく、来年あたりになるのでは無いかと予想、というか心待ちにしています。


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