2018年10月30日火曜日

自分の時間を取り戻そう


積読であったちきりんの一冊。ようやく読みました(出版年を見たら2年前だった...)。面白かったし、相変わらず参考になる内容だったのだけど、既読感があって期待していた新鮮さはあまりなかった。

「生産性」を高めることが自分の時間を取り戻すためのキーワードとして、とても分かりやすく、具体的な方法論まで展開していて、すぐにでも役立つことばかりだった。特に、時間を希少資源と認識することは、僕にとっては気付いていながらも分かっていないことなので、その指摘が痛かったし、改善しなきゃいけないなと切に思った。

最初に感じた既読感は、家の本棚をみて勝間さんの著作に関係していることが分かった。勝間さんからはフレームワーク思考と、バックキャスティング志向の重要性を学んだのだけど「生産性」を高めることは、まさにこの2つと関わっている。

一つ、本書を読んでとても考えていることがある。それは「豊かな生活」とはどんな生活かということ。本書では2回「豊かな生活」という言葉が登場している。特に、iPhoneによって生活が豊かになったと、疑いようのないこととして捉えられているのだけど、そのことにもやもや感を感じている。

生活が便利になったのは間違いないと思うのだけど、本当に豊かになったかと言われると、僕は自信を持ってそうだとは言い切れない。恐らく僕個人的な問題なのかも知れないが、どうしても腑に落ちない。いま最も友人と共有して考えたいテーマになってしまった。

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