上原ひろみ、10年ぶりのサントリーホールでのソロライブ。新譜「Spectrum」の魅力が詰まった素晴らしいライブだった。と言っても、これまで10回くらい彼女のライブを観ているが、素晴らしくなかったことは一度もないのだけれど。
今回は、特にスローテンポの曲の時に、色々なことを考えた。娘のこと、これからの生活のこと、これまでの自分のこと、本当にたくさんのことが、メロディーとともに頭の中をよぎり、そして流れていった。
娘が元気にすくすくと育ってほしい、娘の生きる世界にたくさんの幸せがあるといい、自分自身がもっと強い人間になれたらいい、もっと優しくなれたらいい、10年後に娘はどんな子になっているかな、毎日保育園楽しんでいるといいな、などなど。娘のことを想うと愛おしくて涙が出てくる。
スタンディングオベーションでライブは終焉し、アンコールに移り、そして閉幕した。一番最後は、なぜか娘が保育園のバギーに乗っているイメージが浮かんでおかしかった。19時19分。一番早く会場をでて家に帰った。娘はまだ起きていて、添い寝してあげることができてよかった。
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