2009年8月30日日曜日

モンゴルの保護地域について

週末を利用して、ウランバートルから一番近い国立公園「テレルジ」に行ってきました。


( テレルジの目玉「亀石」 出典:http://www.geocities.jp/nirekaoru/mt6175-15.html )

テレルジはUBから距離は70kmほど。車でおよそ2時間。清流と森と岩山に囲まれた避暑地のような国立公園です。目玉は上の写真の「亀石」で、自然に切り取られた岩山が、まるで亀のように見えることからそう名付けられました。

モンゴルはこのテレルジのように、雄大な自然を資源とした観光促進が産業として期待されていると聞きます。同期にも1名、エコツーリズムの普及で赴任している隊員がいます。

自然と調和した観光、すなわちエコツーリズムの促進には、適切な自然管理制度が必要とされます。しかしながら、国が定める特別管理指定地域に家を建てて住み着いてしまうなど、遊牧民社会ならではの問題があるようです。

モンゴルの保護地域政策に関してはまだまだ情報が不足しています。日本で保護地域論を学んできた経験を活かして、滞在期間中にこの分野について調べてみようと考えています。

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