モンゴルで活動するGNCという日本のNGOの活動に参加してきました。
( モンゴル国立大学教授によるレクチャー )
講堂に集まった学生140名に、「木を植えた男」のビデオ上映や、砂漠化についてのレクチャーを通じて、植林活動の大切さを呼びかけた一日でした。
この活動は「エコ教室」と呼ばれていて、GNCがすでに10年以上継続して続けている活動のようです。国際協力において重要なのは「信頼のネットワーク」とGNCのHPにあるように、長い年月を経て築き上げたモンゴルのパートナーとの信頼関係の深さを活動から感じました。
協力隊の国際協力は、相手国からの要請ベースでプロジェクトが決まり、要請に基づいて基本的に隊員側がイニシアチヴをとることになります。なので技術移転的な性格の強い国際協力な気がします。
また協力隊は期間が2年間と限られているため、どうしても長期継続的な活動にはなりにくい面があります。これはプロジェクトベースで進む日本のODAの特徴なのだと思います。
このような、ともすれば「日本人がやってきて何かやっている」と思われてしまいがちな環境の中で、どのようにして「信頼のネットワーク」を築いていくか。これは協力隊の大きな課題と言えます。
国際協力のありかたは決して一つではなく、また正しい答えも無いものだと思います。けれど、その現場に携わる一員としてより良い関わり方を常に考え続けていきたいです。
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