2009年9月23日水曜日

大学の行方

18歳人口の減少により、大学の淘汰がいよいよ始まったらしい。

http://shungoarai.tumblr.com/post/193838168
( 出典:shungo.arai )

このこと自体は当然の流れ。にもかかわらず、ここ近年、大学は没個性化に勤しんでいる気がしてならない。そして概ね顔が見えない経営をしている。学問の世界も優れた経営者を必要とする時代になっている。

ここモンゴルは日本への留学熱は非常に高い国である。そしてハングリー精神から日本よりも真面目に勉強する学生が多いと感じる。それに対し日本の大学の留学生受け入れ態勢は決して充実していない。特に、経済的に困難なアジアの留学生に対しもっと留学しやすい環境を整えるべきだと思う。それはかなり直接的に日本の国益にも繋がることでもある。

今後は経営の視点から、アジアからの留学生の受け入れはどこも積極的になると思う。しかし、本当に大切なことは大学の理念にそった経営である。モラトリアムとしての大学は社会に必要とされない。存続に課題を抱えているいま、このことを見つめなおしてほしいと思う。

2 件のコメント:

  1. 修士を勉強してたとき、モンゴルからの留学生の友だちができたよ。自分の国の砂漠化を憂うひとだった。
    国に帰って教師職に就くにはドクターまでとらなきゃ、とも。
    モンゴルは、富む者・貧する者の間で教育格差はすごいのかな、、、タイは、、、そうだね、、、
    お金を持ってヒトはより高い教育を受けられる。

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  2. コメントどうもありがとう☆
    モンゴルは教育面での貧富の格差は今はそれほど無いみたいです。まず、就学率は高いです。勿論お金が無くて学校に行けない児童もいますが、他の途上国と比べるとその割合は低いようです。ただ、経済格差は酷いので、それが今後教育面にも及ばないか心配です。

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