今週の日経ビジネス。マルセイバターサンドの六花亭製菓の経営について。
( 日経ビジネス : 2009.09.21 )
六花亭のES(社員満足)経営は人事関係者の間で有名で、私も会社員時代、社長から指示を受けレポートしたことがあります。
有給取得率20年連続100%、社員旅行費用補助、多数の社内表彰制度、そして社員の声を汲み上げる1人1日1情報制度。六花亭のES経営は、これといって奇抜ではなく、また斬新なことをしているわけではない。ただ実直にESに取り組んでいるだけである。
その結果が社員の愛社精神にきちんと繋がっている。私の勤務先もそうだったが、社員の愛社精神の高い会社は強い。普段の業務で高いパフォーマンスを発揮することは勿論、ここぞというときに一丸となって壁を乗り越えるパワーを発揮する。
「愛社精神」というと日本的で馴染めない人もいるかと思う。しかし、自分が働く環境に誇りを持てることも一つの愛社精神のカタチであり、それはグーグルのような世界的企業に共通するものである。そして「愛社精神」は、これからの時代の企業の競争力の源であり、成果に繋がる大きな要因でもあると言える。
0 件のコメント:
コメントを投稿