2009年10月22日木曜日

目的の確認

新型インフルの感染拡大防止のため、明日から1週間、市内の学校は全て休校ということになりました。

明日、そして来週の金曜もエコクラブの活動が決まっていただけに残念ですが、早く感染が落ち着き、子供たちが安心して学校に通えるようになるといいです。

この休校期間を活用して、私自身の授業のパッケージ作りと、活動目的の再確認と徹底、ロードマップ作りを仕上げようと思います。

エコクラブ、そしてモンゴルでの環境教育活動の目的は「環境問題について考え、行動する未来のリーダーを育成する」ことです。モンゴルは国全体の平均年齢が40歳を下回るとても若い国です。首都一極な感じはありますが、勢いがあり経済も成長してきています。大気汚染、ごみ問題と、いまでも環境問題は急を要する課題ですが、これからもますます重要となってくると思います。

人口300万にも満たない小国であるということ、そして国民性から、モンゴルでは上からの意思決定が大きな影響力を持ちます。そのため、この国の環境問題を改善するためには、環境意識をもった世代が将来のデシジョンメーカーになることが必要不可欠だと思います。日本以上にリーダーの存在が大きな国であることは間違いなさそうです。

モンゴルの子供たちはとっても熱心に勉強します(大学生になるとそうでもないようですが、、)。勉強することにハングリーです。そして教師を敬う社会です。そういう環境の中で、リーダーの育成を自身に課すことができたのは運が良かったと思います。教育の格差を是認しているように捉えられがちですが、そういうわけではありません。念の為。

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