インフルエンザの影響でUB全ての学校がもう2週間休校となりました。これで丸一ヶ月休校状態です。当然エコクラブも延期となります。気持ちが切れそうになりましたが、こういう時こそチャンスと捉えて新たな活動を展開しようと思います。
今日は配属先のスタッフと、UB市内の大型不法投棄現場を5つほど視察してきました。
( 13㎥ほどの現場。今日見た中では一番小規模 )
UB市内には30数箇所の大型不法投棄現場があります。その大半はゲル地区と呼ばれる比較的貧困層が生活する地区にあります。不法投棄の主な理由は、経済的に民間のごみ収集サービスを利用できないことがほとんどです。また、最終処分場では個人の持ち込みはその場で課金するため、建築廃棄物などはまとまって不法投棄されがちになります。昔の日本もそうでした。
現場を見て思ったことは、不法投棄が完全に恒常化してしまっているということ。今日訪れた現場はほとんど生活区域と密着していて、いわば自分の家の庭に捨てている感覚です。当然衛生上好ましくないないですが、家の中よりはましというと言わんばかりに捨てられています。
私が行う環境教育は、主に都心部の、それも比較的裕福な層の子供たちが対象です。その理由は、リーダーを育てることを目的としているからです。しかし、現場のあまりの酷さに何とかできないものかと考えてしまいます。
環境問題を突き詰めていくと必ずどこかで貧困問題とぶつかるときがある。以前のブログにそう書きました。不法投棄の問題もまさに貧困が原因です。それはマナーやモラル以前の問題だと思います。社会の構造問題だと捉えるべきことだと思います。
ちなみに今日は偶然不法投棄をしている現場を目撃しました。
( トラックで運び投棄。注意すると申し訳なさげにいくつか拾っていった )
モンゴルは大草原が広がってるイメージでしたが
返信削除こんなに酷いんですね。
コメントありがとうございます☆taiyouさんはもしかして平井君ですか??違ったらごめんなさい。そうですね、モンゴルのごみ問題は本当に深刻です。記事にも書きましたが、構造的な問題なので、そこが一番難しいところだと思います。
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