2010年4月20日火曜日

モンゴル学生の就職活動

モンゴルの学校は9月入学の6月卒業です。そういう訳で、卒業を控えた大学生は就職活動中のようです。といっても日本の新卒採用のような採用市場はありません。また就職先を見つけるのも結構大変のようです(有効求人倍率は分かりません)。どこも大変ですね、本当に。

いま、私のところでゴミ問題教科書作りでお手伝いしてもらっている大学生二人も4年生で今年卒業します。先日は就職に関して相談を受けました。二人は日本語学科の学生で、日本語活かした就職を希望しています。どういう就職先が考えられるのかと。

英語ならまだしも、日本語となると難しそうです。ホテルや旅行業界くらいしか思いつきません。せっかく日本語勉強して役立てたいと考えているのに申し訳ない気分になってしまいます。またモンゴル人にとって日本留学はお金の面で敷居が高い。まぁ、モンゴル人に限っての話ではないけど。とても残念な話だ。

日本の大学はアジアからの留学生に対して費用の優遇措置を設けるべきだと思う。学ぶ意欲の高い留学生を受け入れることは、大学の活性化に貢献する。文化的に多様になり、日本人学生にとっても刺激になる。海外の有名大学なんかは間違いなく多様性を競争力にしている。また少子化で学生人口が減っているし、経営にもプラスになるのではないか。ずーっと前からそう考えているのだが、関係者はそう考えないのだろうか。

話が飛んでしまいました。自分もそうなのだけど、語学系の学生の就職は厳しい。正しく言うと半端な語学力だと厳しい。そうならないためには一生懸命勉強するしかない。結局これしかない。当たり前の結論になってしまった。

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