2010年5月28日金曜日

『天地明察』

今年の本屋大賞受賞作『天地明察』読みました。実在した登場人物たちの生き様に感動と興奮がとまらなかった。


(冲方丁『天地明察』角川書店)

日本独自の暦をつくる。一世一代の大勝負に全てを注ぎ込んだ渋川春海。その生涯を、ライバル、恩師、恋人、時の権力者など、さまざま人物との出会いを織り込みながら描いた歴史小説。エンターテイメントとしても超一級の作品。

数百年も前の人物が現代に鮮やかに蘇える。一つ一つの情景が目に浮かび、無言のやり取りさえ耳に聞こえる。すべてがまるでここで起こっているような気がしてしまう。きっと読み手の想像力なんかは超えている。文章の力ってすごい。小説家ってすごい。心からそう思える一冊だった。

読み終わったしまったのが何だか夢のような気持ちが続いている。この本は多くの人と共有したいと思う。そして夢の続きを話したいと思う。

4 件のコメント:

  1. NHKで作者ご本人も登場の紹介番組で、うっわー読みたいなぁと思ってました。
    すっごくイケメンなんですよねー。。。って全然、作品と関係ないところなんだけれど。

    ぜひ共有させていただきたいです。
    貸して下さいまし・・・

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  2. これ、前から気になってるんですよねー。
    ラノベ出身ってのも面白い所です。

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  3. だるまさん。本日お届けにあがります!
    かっぱさん。おすすめ!ぜひ読んでみて。

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  4. 昨日はお忙しいところ、時間を作っていただきまして、ありがとうございました。

    ゴミの話は、かなり興味しんしんなので、また別途ご指導くださいませ。

    なんでも言ってみるもんだなぁ、とブログが伝言板的コミュニケーションツールに使えちゃって、ラッキーとか思ったり、「すぐやる」なそのフットワークの軽さがお人柄なのねぇ、と思ったりしました。

    今後ともよろしくお願いしまーす。

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