2010年8月26日木曜日

国際協力の意義



8月26日午前@モンゴル国立大学自然観光学科研究室。同期隊員とお話中。「意義のある活動」って何か。

先日、父親から「将来のモンゴルを担う人材と繋がることが大切」とのメッセージを受けました。この言葉こそ、国際協力活動の意義の本質をついていると思います。

自分の国をより良い社会に変えて行きたい。抽象的だけど、そう思って努力している若者はどの国にもいます。決して多数というわけではないだろうけど。

そういう未来を担う人材と結びつき、彼、彼女らのこころの中に、この人と出逢ってよかったと思える足跡を残すことができたら。それってとても意義のある活動をしたことになるんじゃないか。そう思います。

私自身も活動の中で何度かそういう意義のある活動をしたな、って思える瞬間があります。授業を通じて「この国の未来をつくるのは君たちなんだよ」ってメッセージを届けたときに強くそれを感じます。

その時、彼、彼女らの目の輝きから真剣に自分のメッセージを受け取ってくれたと実感することができます。そんな時はきっとこころに響くものがあったんだろうって思います。

教育ってカリキュラムやプログラムをこなしていくことも勿論大切だけど、教える側が本気になってメッセージを届けることもきっと必要なことだと思う。

万人受けすることはないけれど、1人でもメッセージを受け取って、こころを奮い立たせる熱い気持ちになれたら。その瞬間は宝ものとなる。場合によっては人生を変える出来事になる。

ほんの数えられるくらいしか教育の現場に携わってないけど、教育の醍醐味ってそういう瞬間を創造できるところにあるんじゃないかと思う。

ん、話がちょっと変わってしまったけど、言いたいことは届けられたかな??

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