2010年9月24日金曜日

正しい失敗の仕方

失敗は成功のもと。一つの成功には99の失敗がある。こんな風に失敗はから学ぶことの大切さを表現した言葉は結構耳にすることがあると思います。

ただこれには一つ重要な前提条件があると思うのです。


それは「失敗の原因を外部に求めないこと」です。


今回は失敗した。その原因は○○さんの働きがいまいちだったからだ。次はもっと適任者を選ぼう。これではまた同じことを繰り返す可能性が高いです。

今回は失敗した。その原因は××機材が古くて故障したからだ。次は新しいのを買って使おう。これではまたしばらくしたら同じ失敗をすると思います。

そうではなくて、

今回は失敗した。その原因は自分の人選評価に問題があった。これからはどうしたらより的確な評価が出来るようになるか学ばなければいけない。

今回は失敗した。その原因は××機材の故障を見抜けなかった自分に問題がある。これからはもっと機材について知悉しなくてはならない。

こういう風に、原因を自らに引き寄せて考えることが必要なんだと思うのです。それが反省するということだと思います。

多くの人が分かっていながら案外してしまいがちな原因の外部転換。ここから学べることは実はほとんど無い。

同じ失敗なら明日の成功に繋がったほうが勿論いいに決まってる。自分の至らなかったところを真剣に考えよう。

以上のことを今日学びました。

0 件のコメント:

コメントを投稿