2010年12月1日水曜日

今日は映画の日。「リトル・ランボーズ」「ハーブ&ドロシー」「ハリポ」



12月1日、師走、快晴。毎月一日と言えば映画の日。日本は普段1800円もするからここぞとばかりに3本みてきました。



まずは1本目。「リトル・ランボーズ」。超まじめだった男の子が悪友の影響でランボーにはまり、自分たちでアクションフィルムを撮影していくお話。英仏合作映画だけど、90年代に日本でも流行ったブリットポップ・フィルムを思い出す作品だった。

ストーリーはちょっとちぐはぐしていて決して良く出来ているとは言えないけど、そこが不器用な少年を描くうえで思わぬ効果を生んでいたように思う。ほんのりと温かい涙を誘う家族と友情の物語り。みてよかった。



2本目はいま話題の「ハーブ&ドロシー」。劇場前に長蛇の列ができてた。

ドキュメンタリーとしてはすこし主人公の二人を讃歌しすぎている気がしてあまり馴染めなかった。けど「審美眼」とはどういうものか、現代アートの楽しみ方とはどういうことなのかについて、自分の中の学びの装置が作動することができた。

印象的だったのはハーブさんとドロシーさんがアートを前にして「That's beautiful」とか「That's lovely」を連呼していたこと。というか評価の言葉はそれしか発していなかったように思う。あとは「Good」か。

本当にいいものに対する感想なんて結局はそういうものなんだよな、って思う。評論することをお仕事にしている人はさすがにそういうわけにはいかないのだろうけど、シンプルでストレートな言葉以外は案外余分な感情表現なのかも知れないと思った。



最後は「ハリー・ポッター」。映画と映画の間に本も読んでいたのでさすがに疲れた。。ハリポは映画だと「北の国から」のようにハリー、ロン、ハーマイオイニーの成長を見ちゃってるから最後まで見ないといけないだろ、という気持ちになってしまう。

映画は完全に小説のダイジェスト版でしかないのだけど、意外とワクワクドキドキして楽しめた。今回のは2部作の前編でシリーズ中もっとも暗い内容だったので早く完結編をみてすっきりしたいと思った。




一日中外にいて日も暮れた。夜もきれいな東京の空。

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