二夜続けて今日のライブ。上原ひろみソロ@東京オペラシティ。最上の音響空間での最高のライブが楽しめた。
指が40本はあるんじゃないか、と思ってしまうくらい凄まじい速度での演奏。映画「海の上のピアニスト」の海上ピアノバトルのシーンを思い出した。ピアノ一つでオーディエンスを総立ちの熱狂に導くのだからすごい。特別なものを持っている人だと思う。
彼女くらいの実力になると、自身とピアノが一つの存在としてとけあっているのではないかと思ってしまう。ピアノに触れられたら、その感覚がそのまま本人に伝わるくらい、境目がなくなってしまっているような気がする。一体感ではなくて本当に一体となっている。一つとなって鳴っている。そう聴こえた。
あっという間の2時間。鳴り止まない拍手に応えてアンコールも2回演奏してくれた。今年の締め括りとしてこれ以上ないライブ体験をすることができた。また来年もいろいろと観にいきたいと思う。
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