2011年1月19日水曜日

大垣共立銀行。ワクワク感。


(日経ビジネス:2011.1.10)

久し振りの今週の日経ビジネス。先日、女性顧客満足が2位に躍進したことで日経新聞でも紹介された大垣共立銀行。従来の銀行のイメージを壊した面白い取り組みをしている。

他業種で働いた経験のあるスタッフがその経験を活かし、顧客へのさまざまなサービスを開発してる。コンビニ、美容院、ファーストフード、ホテル、メーカー、テレビ局などその業種は多岐に渡る。

本文では「「非効率経営」の時代」の代表例として紹介されているが、生き残るための変化として、多様性を取り入れた具体的な成功例なんだと思う。もちろん顧客分析、自社資源分析などの経営戦略をしっかり立てているを前提として。

話⇒少変

銀行と同質の変化が迫られる業界として不動産業界があると実は密かに考えている。理由は"中間に立つ"という仕組みが何となくにているから。そして銀行が直接金融の時代に直面したように、直接賃貸という可能性も考えられるから。

そのことを不動産業界に働く友人に話してみた。業界を"地域に根ざし、その地域に精通するもの"として評価すると色々なビジネスの可能性が浮かぶことに気付いた。ツーリストインフォやゲストハウスなど、特に観光ビジネスに立脚したサービスが次々に思いつく。

友人と話しながらワクワク感がとまらなかった。アイデアが出すだけならタダ。本当に次から次に湧き出てくる。

こういう"ワクワク感"はとても大切だと思う。ワクワク感を持ってみる世界は、そうでないときとはまた違ってみえる。ポジティブ思考という言葉は、その意義の重要性は認識しつつも私にはあまり馴染まない。意味合いは異なるが、このワクワク感をポジティブ思考の代替として用いたりもしている。

話⇒戻

大垣共立銀行の記事からもワクワク感を感じた。例えばATMにルーレット機能を持たせるなんて楽しすぎる発想だと思う。行き詰まりを感じさせる時代だからこそ余計に必要な感覚なのかもしれないと思った。

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