Liarsとにせんねんもんだい。アート系インディーロックファンにとってはちょっと豪華な組み合わせ。会場はO-West。せまい箱なのでお客さんがぎっしり。あつい。
にせんねんもんだいは今夜初めて聴いた。ドラムが途轍もなくすごかった。去年フジでみたゼムクルックドのデイヴよりもすごかった。とても二本の手足で演っているとは思えない。ぽか~んと口をあけて見惚れてしまった。
比較的テンポ良くセットチェンジが終わり、21時ちょい過ぎにLiarsスタート。音がデカイ。バスが全身に響く。Voは身体をくねらせたり震わせたりして怪しい。ちょっとアブナイ人に見えた。
演奏が扇動的だった。音のデカさと反復ビートで煽ってくる。大音量の持つ暴力性がストレートに伝わってきて、気持ちが徐々に感化されていくのがわかる。
たまにロックを怖いと感じるときがある。今日の、特にLiarsのライブは会場の熱気の中でも醒めた怖さを体感した。
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