2011年4月22日金曜日

田中優@阿佐ヶ谷ロフトA



原発で何が起こっているのか正確な情報が知りたい。信用している発信者の田中優さんのトークライブに行ってきた。他の出演者は社会学者の毛利さんと女優の松田さん。

今回はトークライブという性質上、難しい話というよりは一般市民レベルの素朴な問題意識に話題が集まった。

日本人の環境意識がこの原発問題で、サブカル的なもの(阿佐ヶ谷ロフトがサブカルの地なので)からメインストリームにでるチャンスとなっているしならなくてはいけない。そのためにはどうしたらいいか、という話になった。

私は日本人の環境意識って、ほとんど絶望的に大きな力としてまとまらないものだと思っています。環境NGO/NPOの人口比会員数が先進国で最低レベルであったり、緑の党が日本では根付かなかったように、個々で関心、活動している人たちの数は増えてはいるけど、それがエネルギーとしてまとまらない。それが日本的な環境問題じゃないかと考えています。

だから今回の件で環境団体のエネルギーがまとまっても一過性のものに過ぎないのではないかと。エネルギーを保存できるような受け皿、というか理念のようなものをいかにして日本人は持ち得るのか。それが課題のような気がします。

きっとほとんどの日本人が何かしたい、できることはないかと考えた(ている)と思います。以前に「いまこの震災に対しできること」というブログも書いたけど、これからはどこかの環境団体に会員、またはサポーターになってみることもお勧めしたいと思います。

エネルギーは分散させるのではなく集める方向で。それがこれからの社会のキーワードとなるような気がします。ツイッターやSNSで中東が変わったのもそういうことなんじゃないか思います。

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