2011年5月1日日曜日

阪急電車~片道15分の奇跡~



今月のファーストデイは阪急電車~片道15分の奇跡~。とっても好きな内容の映画でした。

昔、といっても10年ちょっと前だけど、その時につくりたいと思っていた内容に似ていたのでビックリしました。その時に考えていたやつ↓↓↓

コンパートメントの車両で旅をする青年。停車駅ごとに巡る出会い。コンパートメントで交わされる会話から追想の物語を旅する。そうして電車は進み、青年の旅は続く。

映画の話し↓↓↓

主演の中谷美紀をはじめ、キャストがガシッとキマッていた。宮本信子さんはさすがだし、いま一押しの谷村美月さんも良かったし、南果歩さん、戸田恵梨香さんも自然な感じて役にハマっていた。この映画は役者さんの演技で魅力が決まったのかなと思う。

全体的に少しだけあったかくて少しだけ淋しい。小さな幸せと小さな不幸せを集めたような作品だった。答えを求めないブルーハーツの歌詞のように人間くさい雰囲気もあった。あと、分かりやすさから距離を取りながらも内容がストンとこころに落ちるのはちゃんと時代をうつしている証拠だと思う。いい映画だな。

映画の帰りにすずらんの花をパートナーに贈った。5月1日はフランスではすずらんの日で、受け取った人に幸運が訪れるらしい。小さな蘭からはやっぱり小さな幸せが訪れるんじゃないかと思う。どことなく今日の映画にも似合った花だなと思う。

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