2011年7月4日月曜日

理想的な講演会

今日は中野で田中優さんの「エネルギーシフト、原発なくても電気は足りる」の講演会に行ってきた。

優さんのお話は相変わらず分かりやすく、そして熱があってとても心動かされるものだった。何度でも聴きたくなる、そんなエネルギーを持った話の出来る数少ない日本人だと思う。

けど今回、そんな優さんの話より印象に残ったのが講演会自体の雰囲気。会場はおよそ250名~300名ほどが詰めかけていたと思う。

その来場者の年齢構成が20代から70代くらいと幅広く、男女も半々くらいでものすごくバランスが取れていた。これまで数得きれないほどの講演会に参加してきたけど、これってありえないくらいとんでもないことだと思う。

普通、というかほぼすべての講演会はどこかしらの世代や男女やセクターにターゲットが絞られていて、だいたい想定した参加者が集まってくるものだと思う。それが若い人もいれば高齢者もいるし親子で来ている人もいる。しかも平日18時という開催時間。これはすごい。

自然エネルギー、というか未来を考えることは世代を越えた共通のテーマであると建前でなく体感することができた。

いみじくも優さんも話の中で「ウイングを広げる」という表現で幅広い層へ伝えていくための手法が大切といっていた。今回の講演会は、勤労福祉会館という会場選びや、開催時間、広報手段などもろもろの方法がまさに「ウイングを広」げたものになっていたと思う。

理想的な講演会で学ぶべきことが多かった。やっぱり関心をもって色々と動くことで視野は広がっていく。疲れたけど心地よい一日となった。

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