細田守さんの『おおかみこどもの雨と雪』を読んで、その後に映画を見ました。本も映画も、やさしさが溢れていて、いっぱい泣いてしまいました。
印象に残った場面↓↓↓
雨が山のお師匠さんから山のことを教えてもらう場面。学校に馴染めなかった雨が別人のように活き活きとして、山の世界に夢中になっていく姿とその変化。
里山のお爺さんも、小学校から学校に行かない奴は見所があるって言ってたけど、自分の「世の中」との関わり方に気付いてしまったら他の全てのことはそこから学ぶことができる。
お姉ちゃんの雪は「学校」で社会を学び、弟のおおかみ雨は山で「世界」を知る。姉弟の生きる世界の境界がどうしようも無くて切なかった。
「時をかける少女」「サマーウォーズ」そして「おおかみこども雨と雪」。はやくも次の細田作品が楽しみ。日本のアニメはやっぱりすごい。
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