東京新聞 2016.10.13
この件について、僕は将棋連盟は悪手を打ったなと思います。今月にスマホ持ち込みを禁止としたが、それは遅過ぎる対応だった。
渡辺明竜王は本件以前からスマホ持ち込み禁止をルール化すべきと提言していた。今となってはだが、その時に動いておくべきだった。棋士の矜持とか良心とか、そういった曖昧なものをあてにせずに。世の中、試験でも試合でも真剣勝負の場に不正要素となり得るものは予め排除しておくのは当たり前のことなのだから。
記事からは本当に不正が行われたのかハッキリとしない。
・複数の棋士から連盟に三浦九段不正疑惑が届けられる
・三浦九段は不正疑惑を否定
・だが、本人は対局に集中出来ないから休場を希望
・だが、連盟が提示した期日までに休場届けを出さない
・連盟は仕方なく、休場では無く年末までの出場停止処分に
・三浦九段は処分を不服として弁護士との相談を希望
三浦九段自身が疑惑を深める行動を取り、連盟は疑わしきを罰する形で出場停止処分とした。連盟のような、世間からは閉ざされたと思われている社会ではこの対応が限界かも知れない。
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