2016年11月23日水曜日

モラルを語れる大人

宮崎駿監督がドワンゴ川上会長の企画に批判したという動画。僕の友達がブログで宮崎監督を批判していたので気になった。彼からは結構影響を受けているので。

ただ今回は、僕は宮崎監督の批判をもっともだなと思った。というか僕もこの動画を見て、監督と同じ理由で不愉快な気持ちになりました。

友達は「ルールの中での創意工夫をモラルを持ち出して否定する」と書いているけど、そもそもその「ルール」が絶対に正しいものだとは思えない。どんなルールだって人が決めたものだから。
そして「モラル」とはそんなルールの過ちを改善する必要な視点なんじゃないかと思う。

近江商人の三方よしは「売ってよし」「買ってよし」「世間よし」という言わばビジネスのルール。「世間よし」とは社会貢献の事を指すとされるが、自分たちのビジネスを外からの視点で見つめ直すことなんじゃないかと思う。

ということで、むしろ宮崎監督の批判は川上会長にとって、ためになったのではないかと思う。

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