東京新聞 2017.02.28
今年の本家アカデミー賞のハプニングはかわいそうだった。勿論「ラ・ラ・ランド」が。でもその話題は置いといて、多くのプレゼンターが政権批判をしたのは民主主義の国の矜持を感じ、頼もしく思った。
さて3月3日に発表される日本アカデミー賞はどうなるか?一つだけ予想できるのは米国と違い政権批判の声は上がらないということ。「沖縄基地問題」「共謀罪」「日報隠蔽疑惑」など、民主主義のあり方が問われる問題が山積みではあるが。
監督や俳優さんたちは何を思っているのだろう。保身のために声を噤むのは仕方ないことか。そもそも政治と映画は無関係と嘯くのだろうか。唯一の楽しみは「この世界の片隅に」。受賞。そしてスピーチに期待したい。
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