女流王座戦一次予選の大盤解説会に行ってきました。解説は野月八段と上村四段、聞き手は加藤桃子女王。加藤女王はあまりイベントで見かけないので、生で見れてちょっと嬉しかったです。
僕が応援している女流棋士は中村真梨花さんと山根ことみさん。中村さんは少し危ない場面はあったものの一次予選を無事通過。山根さんは残念ながら敗退してしまいました。
聖の青春、3月のライオン、そして藤井四段の活躍で、将棋を知らない人にも将棋の話題が身近になってきましたが、女流棋戦はまだまだその潜在能力を活かしきっていないと思います。
将棋は「強さ」が絶対とされる競技でありながら、素人にはその「強さ」が理解できない。だから普及やファン獲得には「強さ」以外のことの価値がとても大きい。でも「強さ」の理解から離れすぎてしまうと、それは将棋ではなくなってしまう。
その点、今日の大盤解説会は、一度に10局以上を解説しなくてはならないという忙しないものだったけど、分かりやすさの点ではとても丁寧で理解が追いつき楽しめた。こういう機会を増やしていくことが、将棋の未来を明るくするのだなと思いました。
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