2018年2月1日木曜日

保育士の給与は改善すべき

僕の友人が転職して保育士を目指す決意をした。その決断の潔さに憧れと、改めて尊敬の念を抱いた。うちの娘をあずかって貰っている保育園に来てくれた嬉しいなと思い、そこの採用情報を調べて見た。新聞などのニュースで何度も聞いてはいたものの、実際の給与待遇の低さに驚いた。

子どもの命をあずかる仕事に見合った給与だとはとてもじゃないが思えない。経験された方ならわかるはずだが、子育てには体力はもちろん、細やかな気配りも必要とされる。ましてや人の子、それも複数人を同時に世話をする。さらに事務作業も加われば、その職責の重さと大変さは容易に想像がつく。

なのになぜ、全業種平均から見て5万も10万も低い給与水準なのだろうか。おまけに保育士不足による待機児童問題は緊急課題となっている。待遇を改善して、人材を集めなくてはならないのは一目瞭然ではないか。きっと多くの人が同様に考えているはず。

「保育園落ちた日本死ね」のイシューから日が経ち、政府の何となくやっています感が空気を支配してきている。ただ、保育士が足りていようが足りていまいが、子どもの命をあずかる仕事に対し、いまの待遇がおかしいことは変わらない。改善すべきだ。

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