上:東京新聞 181020 下:東京新聞 181022
連日話題になっているサウジ記者死亡事件。僕的には、ニュースでの取り上げ方が表面的でメディアの力量不足がひどいことになっているなと感じている。
そんな中で、東京新聞に掲載された2つのコラムは読み応えがあり、また共感をもった。上の師岡氏は、中東では、他にも凄惨で疑いのない人道的が起こっていることに対して国際社会が鈍感であることを指摘し、下の木村氏は、カショギ氏の「人物」に焦点をあてて事件の原因の深さについて言及している。
僕は、どちらかというと師岡さんの主張に近いものを感じていて、他にも注目されるべき人道的問題がほったらかしになっている現状をとても危惧している。世界中で起きているその数があまりにも多いから、きっと(僕も)感覚的に麻痺しているだろうなと思う。
報道(言論)の自由の問題にしても、問題が当たり前すぎて、日本社会では「問題」にすらならなくなってきている様な、ちょっとした感覚麻痺状態にあるじゃないかという気がすごくする。それはとても怖いことなのでけど、もっと怖いのは、それが安定に移り変わってきていることなんだと思う。
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