娘がもう少し大きくなったら、たくさんの物語を紹介したいなと思い、少しづつ読みためていっています。本書は1985年に発表された児童文学で、昭和60年度に宇都宮市の小学生たちに選ばれて賞を受けた作品でもあります。
私はファンタジー小説が大好きなので、とても期待していたのですが、期待以上に面白く、あっという間に本の世界に引き込まれ、最後まで息つく間もなく読み進めてしまいました。物語にドキドキする感覚は、本を読む醍醐味で、年齢に関係なく、いつだって新しい。
本書の解説では、著者の岡田さんの他の作品にも触れていて、どれも面白そうな予感に溢れていた。ちょっと昭和な感じもして、丁寧な文体から温かみが伝わってくる。娘のためと思いながらも、いい物語に出会えて嬉しくなった。
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