2018年11月18日日曜日

型破りは面白い

まず、前回から1週間も空いてしまった。娘の体調が良くなくて、夜中に嘔吐したり、咳が止まらなかったりして、本当に可哀相だった。毎回思うのだが、代われるものなら代わってあげたい。小さな身体で一生懸命病気と闘っているのをみると切なくなる。大げさかもしれないけど、これも親心なんだと思う。

さて、話題の映画「華氏119」をみた。ムーア作品らしく、ウィットに富む内容で、とても面白く、そして考えさせられる映画だった。特に、ミシガン州フリントという町で起きている水質汚染問題は、これは普通に「殺人」が行われているに等しいんじゃないか、と思うくらい衝撃的な内容だった。

この「華氏119」をはじめマイケル・ムーアの作品はどれも本当に面白い。「これはおかしいんじゃないか?」と思う社会問題に対して、データや事実の積み上げ、国際比較などを通じて、論理的で説得力のある批判を行っていることが要因なのは間違いないが、それ以上に「型破り」であることが「面白さ」の最大要因なんじゃないかと思う。

誰もやったことのないことをやる。常識や、社会のトレンドに巻き込まれることなく、自分は「コレなんだ」だと思うことに挑戦する。最近みた作品では「カメラを止めるな」もそうだし「ボヘミアン・ラプソディー」で描かれた「クイーン」もまさに「型破り」なバンドだった。これまで見たことも聞いたこともない。だから「型破り」は圧倒的に面白い。


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