2018年11月20日火曜日

Taylor Swift@東京ドーム

テイラー・スウィフトの東京ドーム公演に行ってきた。テイラーは、SNSで民主党の議員支持や投票を呼び掛けるなど、政治的な発言をしているので、どうしても応援したかった。そんな理由で参加したのは僕だけだと思う。

ライブは、テイラー自体はとても良かったのだけど、観客のマナーが悪すぎて、ちょっと興ざめしてしまう残念な内容だった。とくに中盤、テイラーがサブステージに移動した際に、多くの人が椅子の上に立ち上がって動画撮影を始めたのは酷かった。

前にベビー・メタルのライブの感想に書いたが、ベビメタのライブは、観客のマナーがとても良く、近年珍しく誰一人としてスマホ撮影をすることない、参加していて気持ちの良いライブだった。その要因は、ライブが始まる前に、注意事項を繰り返し場内アナウンスしていたからだと思う。

今回の東京ドーム公演では、そのような注意事項のアナウンスが全くなかった。その結果このようなことになったのではないかと思う。会場は周りの迷惑を考えずに動画撮影する人だらけだし、スタッフの注意を無視して、多くの人が椅子の上に立ち上がっていた。

繰り返しだが、テイラー・スウィフト自体はとても良かった。ポップミュージックの頂点を極めたのに、すごく庶民的で、ファンを大切に思う気持ちがストレートに伝わってきた。こんなに身近に感じる「セレブ」は他に知らない。終盤で見せたピアノソロも秀逸で、勢いに頼らない、揺るぎない実力を見せつけた内容だった。

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