今回は、予めセットリストが公表されているライブだった。相対性理論は、オーディエンスを突き放した感じのするバンドなので「これ演ります」というステートメントで臨むのが似合っている気がする。
注目は、これも公表されていたストリングス編成での演奏。音の厚みが増していてとても聴き応えはあったが、僕的には相対性理論の楽曲は、少しスカスカ感のあるクリアな音があっている気がする。どうだろうか。
ハイライトは9曲目の「わたしは人類」。ゲノム解析のような照明と、ノイズの壁が迫ってくる重量感のある演奏が圧倒的だった。やくしまるえつこの無感情ロリータボイスは、こういうアレンジで本領を発揮するのだと確信した。
全10曲。当然アンコールも無し。きっちりと1時間でライブを締めくくる。このドライさはたまらない。
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