東京新聞 2019.11.07
食品の持ち帰りは8%、店内では10%。この消費税制度は本当に改めた方がよい。いわゆる「イートイン脱税」とは、8%の税率で持ち帰りにしながら、店内でそれを食べるというもの。当然ながら、真面目に10%払って店内で食べている人にとって不公平だ。
僕がよく行くパン屋さんでも当たり前のようにこの「イートイン脱税」が行われている。定員さんも「お持ち帰りですか?」と聞くからよくない。それよりも「店内でお食事ですか?」と聞いた方が「イートイン脱税」は回避できると思う。
なにより、こうやって正直者がバカを見る世の中がいたるところで日常化していくことで、社会は確実に劣化していく。食品は一律8%、または10%に統一すべきだ。本当は消費税よりも他に手を付けるべきところもあるのではないだろうか。どう考えてもややこしくてよくない制度なんだから、早めに見直したほうがいい。
0 件のコメント:
コメントを投稿