2022年6月24日金曜日

嫌われる勇気

今日の一冊「嫌われる勇気」。出版された当初から知っていた本なのに、不思議と読んでいなかった。最近パートナーから勧められて読んでみた。読み始めてすぐの一章から目から鱗が落ちる内容で、引き込まれるように読了した。本の内容を咀嚼して、理解できるようになるには、もう数回繰り返し読む必要はありそう。だけど「仕事」や「人生」について悩みを抱えている人にとっては、とても有意義で、場合によってはその人の一生を変えるくらいの力がある本なのではないかと思う。僕にとっても、仕事に臨む心構えや、子育てへの向き合い方に関して参考になる内容だった。いや、参考になる以上に、書かれていることを理解して、実践してみたい気持ちになった。一点だけ気になったのは、アドラー心理学では子どもを「褒める」行為を是としていない点。それは「褒める」行為は、上下関係が基本であり、その背後には相手をコントロールする意図があるからだという。子育て関連の書籍では「褒める」ことが当たり前のように良いこととして書かれていることが多い。だから、どうなのだろう?という疑問を、もっと色々な人たちと共有して話をしてみたいと思った。

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