企業の電源責任に関する興味深い記事。コチラ。
環境教育の本質は、答えのない問題に対してどう向き合うか、どんな暮らしをするのか、どんなエネルギーを選択するのか、自分で考える力を養うこと、である。
世界を代表する企業が自然エネルギーを選択し始めている現実と、環境教育の成果は無関係でないと思う。
2013年2月20日水曜日
2013年2月18日月曜日
環境教育の本質
「環境教育の本質は、答えのない問題にどう向き合うのか、どんな暮らしをするのか、どんなエネルギーを選択するのか、自分で考える力を養うことにある」
キープ協会 川嶋直先生 『オルタナ30号』より
環境教育に限らず、教育の本質と置き換えてもいい言葉だと思う。環境教育に携わる者の端くれとして、心に留めて迷った時の指針としてしていきたい。自分の未熟さを痛感する。
キープ協会 川嶋直先生 『オルタナ30号』より
環境教育に限らず、教育の本質と置き換えてもいい言葉だと思う。環境教育に携わる者の端くれとして、心に留めて迷った時の指針としてしていきたい。自分の未熟さを痛感する。
2013年2月17日日曜日
少年ナイフ✖bloodthirsty butchers

少年ナイフ✖bloodthirsty butchers@渋谷WWW(何て読むの?)に行ってきました。両方とも大好きなバンドなので本当にこれぞ夢の共演っていう感じで最初から最後まで楽しむことができました。
両バンドとも好きなことを貫いて20年以上。途中メンバー編成は変わったりしたけれどコアとなるものは変わっていない。1mmもブレずに自分たちの音楽を鳴らし続けてきたことに今更ながら感動した。
ナイフの途中、ブッチャーズのヒサコさんが加わって4人で演奏した。それも揃いのコスチュームで。ナオコさんに感想を訊かれ「新入社員になった気持ちです」と答えたヒサコさんが異常に可愛かった。
アンコールは両バンドのフルメンバーで登場。ラモーンズのカバーで締めた。全員、ただの音楽好きになって思いっきり演奏していた。その姿がとても感動的で、ちょっと涙ぐんでしまった。バリバリのロックンロールなのに。
2013年1月11日金曜日
MUSE@たまアリ
MUSEの来日公演初日に行ってきました。明日の公演SOだけど今日は当日券も出たくらいやや空いていた。アリーナ席の中くらいのいい位置で見ることができて良かった。
ライブは演奏、セットともにスケールが大きく、世界的成功を収めているバンドに相応しい圧巻の内容だった。正直、ちょっと大きすぎて別世界な感じがして引いてしまう部分もあった。そういう意味では新譜からの「マッドネス」は比較的ミニマムで親しみやすく心地よく聴けた。いい曲だと思う。
途中、ステージを降りて観客とタッチをしながら通路を歩いてくれた。自分がいたところから3メートルくらいのところまで来たときはちょっとドキドキした。それが今日一番嬉しかったことかも知れない。
2013年1月10日木曜日
『聞く力』『わかりあえないことから』
コミュニケーションに関する新書を2冊紹介。アガワさんのベストセラー『聞く力』と平田オリザさんの『わかりあえないことから』。どちらもとても面白い内容だった。そして、とても似ている本だと思った。
コミュニケーションのハウツー本はたくさんあるが、本質を見つめる本はとても少ない。この2冊はとても謙虚に、正解のない「コミュニケーション」に対して、どうすれば少しでも豊かな「コミュニケーション」が取れるのか真剣に向き合っている。また、読んでいて優しい気持ちになれる文章で書かれている。
言葉は「伝えるため」のものではなくて、「届ける」ことが重要だとずっと思っている。「受け取って」もらってはじめて言葉は伝わるものだから。「受け取る」側の読み手を大切にしていることが伝わるいい本だった。
2012年12月31日月曜日
2012 Best Album
2012年の私的ベストAL。
今年最もカッコよかったAL。ブルース・スプリングスティーンの「Wrecking Ball」。この作品を聴いてロックの全てを表現したような音楽だと思った。彼は今の日本に一番いてほしいアーティスト。邦版ライナーノーツの湯川れい子さんの文章もかっこよかった。

今年はHR/HMのALを例年の10倍くらい本当によく聴いた。中でもこのストーンサワーのコンセプトAL「House Of Gold~」を一番聴いた。単純にメロデーが優れている。どんなに攻撃的で激しい演奏でも心地よく聴けてしまう。
タワレコの視聴コーナーで発見したAL。渋谷HMVが閉店してから店舗で視聴したALをそのまま買うことが少なくなった。ネットでも視聴できるけど、なんか違う、掘り出し物を見つけた感がない。このALは今年一番の掘り出しもの。脱力感のあるエレクトロポップ。ジャケも好き。

今年発表されたグリーン・デイ3部作のラスト「Tre」。他の2枚もいいが3枚の中で一番好き。「99レボリューション」を聴いたとき、丁度選挙時だった。前の総選挙でもグリーン・デイは「文句があるなら選挙に行こうぜ!」と言っていた。彼らは世界中で最も身近に感じられる最もメジャーなアーティストだと思う。
邦版タイトルには熱力学第二法則と書いてある。ロッキンオンのインタビューでも話が宇宙に飛んで、なんかもう凄すぎて訳がわからない。音楽以外でMUSEってこんな面白いバンドだったんだという発見があった。AL自体は突出した傑作とは思わないけど、前作からの文脈を含めて結晶化した勝利者の作品だと思う。
2012年10月20日土曜日
『街場の文体論』『続・悩む力』
内田先生の『街場の文体論』と姜先生の『続・悩む力』。両冊ともとても面白い本だった。
巷に溢れているような自己啓発本ではなく、学者として研究して、積み重ねてきた「確か」と思うことを、必要としている人にきちんと届くように、丁寧な文章で綴られている。
丁度、『街場の文体論』の中で、「論文は世の中に対する贈与』というようなことが書かれているが、両先生ともに、著作物の社会貢献ということに真摯であることが伝わってくる。
内容も抜群に面白い。面白すぎて脳が発熱してしまう。偶然か、両冊とも漱石の著作からの読み取りを挙げているが、過去の名著から現在を射るような解釈を展開するところが特にワクワクする。
本から暖かさや優しさのような感覚が伝わってくる。時間とか物理的な距離とかは関係なく、そういう本は必ず著者を身近に感じられる。それはその人にとっての大切な本の定義だと思う。
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