2014年9月2日火曜日

女流棋士の知と美

「女流棋士の知と美」

香川女流王将 対 室谷女流初段の公開対局にいって来ました。ネット中継以外でプロの将棋をみるのは今回がはじめて。実は香川さんのファンなので、会えるアイドルに会える心境が若干わかりました。笑

結果は室谷女流初段の勝ち。応援している棋士が負けてしまったのは残念だったけど、森下九段と矢内女流五段の分かりやすい解説のおかげで対局を楽しく観ることができました。解説のチカラってすごい。

最近は見た目に華のある女流棋士が増えている。女流将棋の魅力はまさに「知と美」だと思う。知性あるものは美しく、美しいものはまた知性的である。女流棋士はその最高峰の存在だと思う。今後ももっと公開対局が増えること願う。

インターンが社会貢献?

東京新聞 2014/9/2 朝刊

知らなかったのだけど経団連はインターンを採用選考とは無関係の「社会貢献活動」と位置付けていたらしい。企業の社会貢献活動ほどウソくさいものは無いと思うが、学生に就業体験させることを社会貢献活動と考えるのもどうかと思う。

社会に必要とされない企業はそれだけで存続できない。だから企業は社会貢献活動なんて考えずに社会に必要とされるサービスを考えればよい。それで充分だと思う。

企業にとってインターンを受け入れる意義は、自社を成長させる優秀な学生の発見だろう。学生にとってインターンする意義は、就職を希望する企業の雰囲気を体感し、選択に生かすことだろう。双方の思いがマッチングすれば、それでいいんじゃないかと思う。

そもそもだけど、経団連が企業に「社会貢献活動」にしてくれと言っている理由が就活の早期化防止のため。そんなことなら横並びの「就活」なんてやめればいいのに。もう時代にあってないのにいつまで続けるのだろう。

ここまで書いてなんですが、うちでは「社会貢献活動」としてのインターンをやってます(笑)。理由はちゃんとあるので、興味ある人は直接聞いてください。

2014年9月1日月曜日

Summersonic14 振り返り


rockin'on 10/2014
今更ですが今年のサマソニ振り返り。QUEENが凄過ぎて説明できる言葉を探していたのだけど「予想を遥かに超える」がピッタリはまりました。

予想を遥かに超えるセットスケール、予想を遥かに超える音圧、予想を遥かに超えるアダムランパートのVo。多分もう観れないだろうから、ホラーズを諦めてマリンに本当に来てよかった。過去参加したサマソニ史上、間違いなく最高に興奮したステージだった。

QUEENの他に印象に残ったのは初日のスカイフェレイラ。まだALは一枚しかリリースしてないから予習が楽だった。カワイイとカッコいいの間くらいで揺れるキャッチーな楽曲は聴いててとても心地よい。この先どういう方向に向かうにせよ、追っかけてみたいと思う。

邦楽アクトでは、スカイの後に途中から観たBABYMETALが良かった。アイドル×メタル=アイドルだなと思ったけど、メタルは世界で通用するジャンルなので世界のアイドルになってもらいたい。

仕事のせいにして最近あまりライブにいかなかったけど、いい仕事するためにもライブはいったほうがいいと思った。元気になるのがわかる。

2014年6月19日木曜日

武蔵野プレイス



将棋と並んで最近のマイブームである「武蔵野プレイス」。ここは武蔵野市の公共図書館です。快適すぎて住みたくなる図書館とも言われていますが、本当にその通りで住みたくなります。

入ってすぐにおしゃれなイタリアンカフェがあって、パンケーキもコーヒーも美味しい♪ゆったりとした木目のカウンターテーブルで館内の雑誌を読みながら食事を楽しめます。

本の貸出は最新の機器で行うのですが、これも最初はビックリします。借りたい本をまとめて貸出机に置くだけで、冊数とタイトルを読み取って処理してくれます。

おしゃれで、快適で、効率的で、いかにも若者ウケしそうな図書館ですが、行ってみると全世代がまんべんなく利用している感じがします。

一番注目しているのは地下2階がまるまる20歳以下のユーススペースになっているところ。勉強部屋はもちろん、貸しスタジオやmtgルームもあるみたいで、ちょっとしたコワキーングスペースになっています。

自治体にこういう若者専用コワーキングスペースが有ると無いの違いは大きいと思う。普通の図書館で勉強するのと受ける刺激が違うと思う。そのうち武蔵野市から有望な人材が多く出て、子どもの頃は武蔵野プレイス利用していました!なんて言うんじゃないかと思います。

と、ここまで図書館として書いてきて今更ですが、武蔵野プレイスは「図書館」の機能を持った公共スペースという位置づけの方が正しい解釈だと思います。そして武蔵野プレイスの「機能」としての可能性は、他の公共施設や一部民間企業の競争相手となるのではないかと思います。その話はまた次回に。

2014年6月18日水曜日

『エバーグリーン』



豊島ミホさんの『エバーグリーン』。感情移入してしまって胸が苦しくなる(←ちょっと書いてて恥ずかしい)小説だった。

光の加減や水の流れ、風の抜け方や草木の息吹など、主人公たちの心象がとても丁寧に自然に描写されていて物語の世界に魅き込まれる。こういう文章をかける人が本当に羨ましい。どんな風に世界が見えているのだろう。

優しい気持ちなれる小説。最近あまり出会わなくなって寂しい。

2014年6月11日水曜日

『千代田図書館とは何か』




読みながら次々とアイデアが湧き出してくる刺激的な一冊。行政とPFI事業者との関係について知見に富んだ内容で、指定管理施設運営の参考にとてもなる。

同時にこんなリーダーのもとで働けたら毎日が楽しいだろうなぁと思ってしまった。なので早速ネットで注文して上司にプレゼントした。笑

図書館に限らず、公共の施設は時代に合わせて変化していかないと、いろんな意味で無駄な施設になってしまう。変えられる立場にある役人の方々には是非とも勉強していただきたい内容だった。

2014年3月1日土曜日

NIN@新木場SC



NIN@混み過ぎて辛い新木場SC。熱いバンドのライブの時はチケット販売枚数を考えよう!と言いたくなる。途中で倒れて救出された人もいたけど、間違ったら圧死者がでると思う。

今回は二日間とも行ったけど、初日のセットリストの方が個人的に◎。初日は新譜のオープニングナンバー copy of A が聴けたのが良かった。

両日ともに圧巻だったのは hands that feeds you 。ライブで体験するこの曲の攻撃力は破格。暴動化するフロアに、やっぱロックってすごいな、と思ってしまう。

二日目の how to destroy angels は嬉しいサプライズだった。トレントの好きなことやってる感が伝わってきてちょっと羨ましかった。