2012年3月30日金曜日

天職とは



今日の東京新聞朝刊。

「天職ですか」のコーナーが面白かった。

清水建設で生態系担当という一風変わった仕事をする社員の紹介。

最初からこれが天職はというものは無い。

気付いたらこれが天職と呼べるものはある。

滅多に無い幸運な一例。

それでも励まされる好例だと思う。

マーガレット・サッチャー

映画「マーガレット・サッチャー」を見てきました。

噂通り、メリル・ストリープの好演が光る映画でした。

この映画で学んだことは二つ。

一つは、将来世代の幸せを考えての今の不公平は許されるべきであること。因みにその逆はもってのほか。

もう一つは、デモや暴動の起こらない国に民主主義はないということ。

日本の政治家は必見の映画だと思う。

2012年3月29日木曜日

マリナーズVSアスレチックス開幕第2戦



マリナーズ対アスレチックスの開幕第2戦に行ってきました。人生初メジャー観戦です。

お目当てのイチローは残念ながら4‐0でした。試合は終盤までテンポよく進み、7回にマリナーズのリリーフ陣が乱れて決着。試合は1‐4でアスレチックスが勝ちました。

私は年間5試合くらいプロ野球を見に行くのですが、なぜかホームランをあまり見ることができません。でも今日の試合では両軍合わせて4本も見ることができました。嬉しかったです。

小学生の感想文より適当な文章ですが、メジャーを生で見れて一生の思い出となりました。

2012年3月28日水曜日

アニメ「ちはやふる」最終回・・・



アニメ「ちはやふる」が昨日で終わってしまいました・・・。悲しい。

クオリティ高く、1話として無駄な回もなく、とてもとてもいいアニメだったのに。

全25首。DVDセットが発売されたら購入必須です。

漫画の方は明後日に最新話が読めます。新VS詩暢の決着が楽しみ♪

2012年3月27日火曜日

NO NUKES 2012

坂本龍一と後藤正文(アジカン)の呼び掛けによる反原発音楽フェスの開催が決まりました!詳しい記事はコチラ

3.11以降、原発問題に対して沈黙していたアーティストたちに疑問を感じていました。3.11後に50回くらいライブに行きました。その中で、音楽、MCを含め、唯一反原発のメッセージを発したのはアジカンの後藤さんだけでした。

ロックの定義は社会に対することだ思います。そして音楽はチカラだと思います。社会を動かすチカラを持っていると思います。

フェスの開催は3.11から1年半後の夏。この夏というのも挑戦だと思います。国内の全原発が稼動停止した中でフェスを成功させることの意義は大きいはずです。

ちなみに第一弾で発表されたアーティストは、ASIAN KUNG-FU GENERATION、アナログフィッシュ、Yellow Magic Orchestra、斉藤和義、ソウル・フラワー・ユニオン、難波章浩、HIFANA、元ちとせ、BRAHMANの9組。元ちとせがここで戻ってきてくれたこともすごく嬉しいです。

2012年3月26日月曜日

『神去なあなあ日常』



今日の一冊。三浦しをんさんの『神去なあなあ日常』です。

林業を通じた都会の少年の成長物語。読みやすく、面白おかしくもありホロリとする小説でした。

私の職場は○○区の環境学習施設なのですが、そこでこの図書を借りました。環境学習施設と言うことで、環境関連の書籍コーナーがあり、蔵書も1000冊を超えてそこそこ充実しています。

ここの書籍コーナーのいい点は、環境に繋がりのある小説を積極的に揃えていることです。例えば『神去なあなあ日常』は、過疎化、林業担い手の減少、森林荒廃といったリアル問題も小説の背景としてあります。

いきなり「森林問題」ではとっつき難くても、物語としてなら読める人も多いと思います。環境問題に関する普及啓発の最大の課題はとっつきやすさだと思います。

本の仕入れを担当しているのは出版社を退職したボランティアの方です。本に対する愛情も深く、池袋のジュンク堂にいって一冊一冊みて購入を決めているそうです。

こういう施設があることをなるべくたくさんの人に知ってもらえたら嬉しいです。

『経済学と人間の心』



今日の一冊。宇沢先生の『経済学と人間の心』。この本も職場の図書コーナーから借りました。私はここの図書コーナー最大の利用者だと思います。。

『経済学と人間の心』。手に取らずにはいられないタイトルです。よく見たら著者は宇沢先生。納得です。本の背に一本見えない筋が入っているのが見えます。

内容は書き下ろしではなく、これまでの著書からテーマに関する文章を編集したものです。章ごとに独立しているので、宇沢先生の本の中では比較的リラックスして向き合うことが出来ます。

逸話が中心なのですが、どれも憂い感じたことが印象に残ります。それは人間の心に平和や幸福をもたらすはずの経済学が本道をそれてしまっていることの表れの気がします。

本の中にたくさんの超天才たちが登場します。いまもどこかにいて、同じ地球上に生きていることを不思議に思います。本書は「超天才たちと人間の心」というふうに読むことも出来ると思います。