2011年4月27日水曜日
リンゴデススター@新代田
リンゴデススターの来日公演にいってきました。会場は新代田FEVER。思っていた以上に人が入っていてビックリ。アルバム1枚しかだしてないのに。洋楽の裾野は本当に広がったと思う。
内容の方も思っていたのと違って驚いた。アルバムでは繊細に音が鳴っているの対し、ライブでは多少ごまかしながらも音圧で勝負する内容だった。シューゲイズって言われているけど靴見てないし、堂々としている。シューゲイズ本来のオタクっぽさは全く無い。そこはちょっと残念ではあるのだけど。
あと、このバンド、ベース兼ヴォーカルの女性がモデルみたいに絵になる人だった。照明の光と影に揺らめく様がまるでアートフィルムを見ているようで、演奏中ずっと視線を奪われっぱなしになってしまった。今日はこの人を見れただけで元が取れたと思う。
2011年4月22日金曜日
田中優@阿佐ヶ谷ロフトA
原発で何が起こっているのか正確な情報が知りたい。信用している発信者の田中優さんのトークライブに行ってきた。他の出演者は社会学者の毛利さんと女優の松田さん。
今回はトークライブという性質上、難しい話というよりは一般市民レベルの素朴な問題意識に話題が集まった。
日本人の環境意識がこの原発問題で、サブカル的なもの(阿佐ヶ谷ロフトがサブカルの地なので)からメインストリームにでるチャンスとなっているしならなくてはいけない。そのためにはどうしたらいいか、という話になった。
私は日本人の環境意識って、ほとんど絶望的に大きな力としてまとまらないものだと思っています。環境NGO/NPOの人口比会員数が先進国で最低レベルであったり、緑の党が日本では根付かなかったように、個々で関心、活動している人たちの数は増えてはいるけど、それがエネルギーとしてまとまらない。それが日本的な環境問題じゃないかと考えています。
だから今回の件で環境団体のエネルギーがまとまっても一過性のものに過ぎないのではないかと。エネルギーを保存できるような受け皿、というか理念のようなものをいかにして日本人は持ち得るのか。それが課題のような気がします。
きっとほとんどの日本人が何かしたい、できることはないかと考えた(ている)と思います。以前に「いまこの震災に対しできること」というブログも書いたけど、これからはどこかの環境団体に会員、またはサポーターになってみることもお勧めしたいと思います。
エネルギーは分散させるのではなく集める方向で。それがこれからの社会のキーワードとなるような気がします。ツイッターやSNSで中東が変わったのもそういうことなんじゃないか思います。
2011年4月11日月曜日
軽鬱で頑張っていく
地震から一か月。でもまだ今日も大きな余震があり、原発も予断を許さない状態が続いている。
SUAGE(すなおに明るく元気で)の方針に反する書き込みだけど、地震からずっと軽い鬱のような感じが続いています。うまく力が入らずに、気力が上がってこない。
でも、まだ関東は全然ましな状況だから、自分自身に対し「何甘ったれてるの、頑張れよっ」って思うのだけど、どうにもうまくいきません。本読んだり映画みたりしてもブログ書けないし。
どうしたらいいのかよく分からなくて、島根に住む友人に電話した。彼はちょっと前にブログにこんなことを書いていた。
↓↓↓以下転載。
出来れば、みんなに伝えたい。
地に足つける生きかた。
じいちゃんばあちゃんは7時には寝てた。
原発は無かったし、関東にこんなに沢山の人はいなかった。
携帯で書きながら、矛盾を含みながら、
でも、この方向は間違ってない。
地に足つけて生きること。
人が分散して、無理なく生きる知恵。
これも一つの学び。
畑に出ながら、桑をもち、道をつけてくんだ。
いつかみんなが地に足つけて幸せに生きる道。
僕はその道の一つだけを耕そうじゃないか。
以上。
彼のいう「地に足をつけて生きること」。はたして自分にこれができているか。できていないのだと思う。地に足がついていないから、こんな時にどうしたらいいのか分からなくなるのだと思う。
でも彼にちょっと鬱な状態を話したら「それは正常な反応だよ」と言われたので少しだけ楽になれた。
もう少しこの気分は続くと思う。そしてこの状態で頑張っていこうと思う。無理に普通を装わないで。無力感を抱えたままで。
「地に足をつけて生きること」も考えていきたい。すぐに実践できそうにないけど少しづつシフトしていきたい。
SUAGE(すなおに明るく元気で)の方針に反する書き込みだけど、地震からずっと軽い鬱のような感じが続いています。うまく力が入らずに、気力が上がってこない。
でも、まだ関東は全然ましな状況だから、自分自身に対し「何甘ったれてるの、頑張れよっ」って思うのだけど、どうにもうまくいきません。本読んだり映画みたりしてもブログ書けないし。
どうしたらいいのかよく分からなくて、島根に住む友人に電話した。彼はちょっと前にブログにこんなことを書いていた。
↓↓↓以下転載。
出来れば、みんなに伝えたい。
地に足つける生きかた。
じいちゃんばあちゃんは7時には寝てた。
原発は無かったし、関東にこんなに沢山の人はいなかった。
携帯で書きながら、矛盾を含みながら、
でも、この方向は間違ってない。
地に足つけて生きること。
人が分散して、無理なく生きる知恵。
これも一つの学び。
畑に出ながら、桑をもち、道をつけてくんだ。
いつかみんなが地に足つけて幸せに生きる道。
僕はその道の一つだけを耕そうじゃないか。
以上。
彼のいう「地に足をつけて生きること」。はたして自分にこれができているか。できていないのだと思う。地に足がついていないから、こんな時にどうしたらいいのか分からなくなるのだと思う。
でも彼にちょっと鬱な状態を話したら「それは正常な反応だよ」と言われたので少しだけ楽になれた。
もう少しこの気分は続くと思う。そしてこの状態で頑張っていこうと思う。無理に普通を装わないで。無力感を抱えたままで。
「地に足をつけて生きること」も考えていきたい。すぐに実践できそうにないけど少しづつシフトしていきたい。
2011年4月5日火曜日
田中優@代官山UNIT
APバンクや未来バンクの活動で有名な田中優さんの講演会@代官山UNITにいってきた。
今回のテーマは「今、放射能と原子力発電に向かい合い語り合う~電気と僕たちの新しい未来~」。優さんは最近とても精力的に講演をしているので、ブログでチェックして近場での会があれば参加してみてください。ブログはこちら。
原子力や化石燃料に頼らない自然エネルギー社会への移行方法が、さまざまなデータを基にとても具体的に提示され、これから先の日本に希望をもてる内容だった。この原発事故を日本のそして世界の環境問題のターニングポイントとして活かさなければならないと思った。
また会場は20~30代の参加者が多く、環境系の講演会としては異例の雰囲気だった。会の冒頭に参加者への意識調査があって、節電の影響で街中が暗くなったのに対し、丁度いい、もっと暗くてもいいと答えた人の合計が9割近かったのも印象的だった。
全くの余談だけど優さんの話の後に私のパートナーが壇上に上がり10分ほど彼女の組織の活動報告をした。堂々とした立派な報告で感動し、改めて彼女とその仕事を素晴らしいものだと思った。こんな素敵なパートナーがいることを本当に誇りに思います。
ちなみに代官山UNITはレイジのザックやファウンテン・オブ・ウェインもライブをした会場です。
2011年4月4日月曜日
Time Like These
もうすぐFoo Fightersの新譜がリリースされる。ということで過去のアルバムを聴いてます。大好きな曲で「Time Like These」というのがあって、改めて歌詞を読んだらグッとクるものがあった、ので載せます。
「Time Like These」
I am a one way motorway
I'm the one that drives away
then follows you back home
I am a street light shining
I'm a wild light blinding bright
burning off alone
it's times like these you learn to live again
it's times like these you give and give again
it's times like these you learn to love again
it's times like these time and time again
I am a new day rising
I'm a brand new sky
to hang the stars upon tonight
I am a little divided
do I stay or run away
and leave it all behind?
it's times like these you learn to live again
it's times like these you give and give again
it's times like these you learn to love again
it's times like these time and time again
こんな時代だからこそ・・・本当にそう思います。
2011年4月3日日曜日
blood thirsty butchers@O-Nest
すごく久し振りのライブ。個人的に日本最高のロックバンドだと思っているブッチャーズ@O-Nest。狭い会場は超満員で熱気むんむん。自粛モードが続くなか、やっぱりみんなライブを楽しみにしていたんだなぁ。
この日の前座はClimb The Mind。全く知らないバンドだったけどちょっと悲しいエフェクトのかかったギターがいい味を出してて好きになった。まだまだ演奏力が拙かったけど、コアなファンがついているみたいでこれから楽しみ。
待ちに待ったブッチャーズの演奏は完璧だった。ものすごい音圧にもかかわらず各パートの音がクリアで心地よく身体を突き抜けていく。音圧が大きいと普通は攻撃的になるのでめったに味わえない感覚だった。きっと会場の特徴を完全に把握しているのだと思う。さすがベテラン。
余計なMCもほとんどなく、高い集中力でライブに望んでいるのが伝わってきた。この時期、当然だけど色々な思いがあったのだと思う。そういったものをすべて音に込める音楽人としてのプライドのようなもの感じた。ライブはいい。これからもずっと行きたいと思った。
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