2011年5月5日木曜日

たまにはtsukiでも眺めましょ



以前ブログで紹介した『減速して生きる~ダウンシフターズ』の著者、高坂勝さんがマスターをつとめるバー「たまにはtsukiでも眺めましょ」にいってきました。

とーっても素敵な雰囲気のお店で、料理もお酒も美味しく心許せる人たちと楽しいひと時を過ごせました。音楽もよくってお酒も話もすすみます。

お店がらなのか、ちょうど原発関係でアクションを起こしている人たちが集まっていて、なんかすごく親近感もありました。やっぱり世間じゃまだまだ少数なので仲間に出会える感じがして嬉しいです。

また今度はUBとバガの同期ダブルO隊員と一緒に行きたいな~。

暗くても楽しめるスポット

毎回たのしみにしているちきりんのブログ。今日のエントリーは「観光客に背を向けるトーキョー」(ブログはこちら)。

節電で暗くなった東京は観光客にとって魅力的でない、ということも覚えておいてね。という内容。ちょっと前に「東京はもっと暗くなってもいいんじゃないの」って書いていたので、あっ、そういえばそうだよねって自省。外に出ないと気付かないものです(気付く人もいますが)。

じゃあ暗くても楽しめる、というか暗いことを楽しむ空間を考えてみた。真っ先に浮かんだのが「暗闇カフェ」。国分寺にあるカフェ「カフェスロー」で毎週金曜夜に開催中(こちら)。何回か足を運んだことがあるけど、とっても雰囲気があってお勧め。他でも真似してやってほしい。

次に「ダイアログ・イン・ザ・ダーク TOKYO」(HPはこちら)。ドイツで始まったこのイベント、真っ暗闇の中で視覚を使わずに参加者同士でコミュニケートするらしい。詳細はオフレコ。一度体験してみたいと思っています。

その他、暗闇でないけど、東京歴史散歩ガイドなんかお勧め(こちら)。東京の都心は人がうじゃうじゃいるけど、ちょっと駅から離れるとまるで都会のオアシスのように風流ある景色が楽しめます。散歩してお茶屋でお団子とかいかがでしょう。

確かに明るい方がいいとも思うけど、こんな時にも楽しめる東京をアピールしたい。生粋の東京人(下町ね)としてそう思います。

脱原発イベントカレンダー

結局GWは全日出勤となってしまいました。そういうわけで@職場から(真面目にお昼休みを利用しています)。でも(しつこいけど)GWは産業界の罠です。

脱原発イベントカレンダーなるものを発見しました。お近くで開催しているイベントに参加してみてはいかがでしょうか?

この不幸を機に、畳み掛けるように声を上げて原発廃止に繋げていきたいです。

http://datugeninfo.web.fc2.com/(脱原発系イベントカレンダー)

2011年5月4日水曜日

MR.BIG@武道館



行ってきましたMR.BIG@武道館。これまで観たMR.BIGのライブの中で間違いなく過去最高の内容だった。

エリック・マーティン、ポール・ギルバート、ビリー・シーン、パット・トーピー。バンドのメンバーを全員フルネームで覚えられている洋楽バンドはそうそうないと思う。本当に日本人に愛されているバンドだと思う。

バンドも日本が大好きで、その思いが恥ずかしいくらい真っ直ぐに伝わってくる演奏だった。新譜(かなりの傑作)からのリードトラックUndertowでオープニングを飾り、Daddy,Brother,Lover,Little Boy、Green-Tinted Sixties Mind、Take Coverで一気に畳み掛ける気迫の演奏。凄まじい熱量に鳥肌がった。

中盤は新譜からの楽曲で固め、現役バンドであることをしっかりとアピール。その後はアコギのセットで日本への応援ソングThe World Is On The Wayを披露。感動的な楽曲だった。最後はAddicted To That Rushで盛り上げて締める完璧なセットリストだった。

再結成したMR.BIGは確実に解散前よりいいバンドになっている。かつて違えてしまったエリックとポールのやりたかったことが今は完全にシンクロしているように見える。ブルージーでロックンロール。もともとテクの塊のようなバンドだけに目指すところが固まったら強い。

平日の武道館に駆け付けたファンは往年のファンが多かった気がする(昔の曲をシンガロングしてたし)。このまま同窓会のノリでやっていくのはもったいないバンドなので新しいファン層を獲得してもらいたいと思う。

2011年5月3日火曜日

仙台から友だちがやってきた

GW。土日も祝日も関係なく出勤しています。。でもGWは産業界の罠なので気にはしていません。もっと休みを取ろうよ、海外のようにまるまる1ヵ月くらいは。名前もGMに変更してさ。

まぁ、そんなGWを利用して仙台から友だちが遊びに来てくれました。地震の被害が酷かった地域から近いところに住んでいるので心配でしたが、元気な姿がみれて良かったです。友だちの元気は本当に嬉しい。

色々と積もる話をした後に、彼からメッセージを預かってきた。

「東北に遊びに来てください。観光客が減って地域にお金が落ちなくなってしまいました。(インフラの整備が必要だから)今すぐというわけには行かなくても、みんな遊びに来てくれるのを待っています。」

まとまった連休をとってボランティアと観光を兼ねて東北に遊びに行こうと思います。

追伸:国際環境NGOグリンピースの「虹の戦士号に福島沖での調査許可を!」にご協力よろしくお願いします。詳しくはコチラ

2011年5月2日月曜日

康平君モンゴルへ



このブログに何度も登場しているモンゴル人の親友康平君が今日モンゴルへ帰国した。

日本に留学して1年と少し、新聞配達の仕事しながら学校に通い、目標とした日本語能力検定1級に合格。これから大学進学も視野にいれていた最中に起こった地震の影響と、故郷の家族へのさまざまな思いから帰国を決断した。

帰国直前の昨夜、直接会ってゆっくりと話をすることができた。日本で学んだこと、感じたこと、そして今後彼の人生の糧となる出会いの話の数々を聞かせてもらってとても楽しい時間を過ごすことができた。

時には日本人以上に美しい日本語で思考を表現し、また時には「自助論」のような書物からの引用を諳んじるなど、この一年間での努力とその実りを体現してくれた。よく同期のO隊員と「彼の爪の垢を煎じて飲みたい」と話すのだが、最早冗談にならない。。

日本人の美意識について、環境問題という言葉のおかしさ、日本文化の継承方法など、参考になる意見を伺うこともでき知的好奇心を大いに刺激された。

そして彼は昨日の日の最後にとても素敵な出会いを用意してくれた。それが上の新聞記事の人、丹羽仙和さん。大日本茶道学会の教授を務めるお茶の先生。

丹羽さんは形式ばかりを重視する茶道に疑問を覚え、親しみやすくそしてお茶文化の裾野を広げるために「お茶と音楽」「お茶とアート」といったコラボを試みるなどの前衛的な活動を続けてこられた方。とても快活で、そして文化の香りがする方だった。

康平君は新聞と一緒に手紙もポストに投函して交流を深めたらしい。それもとても素敵なエピソードだと思う。丹羽さんとはまた会う約束をしたので康平君のとのお話をもっと聞いてみたいと思う。

昨日一日の話でも尽きぬ思いがあるけれど、まぁモンゴルに着いたら2、3日はゆっくりと休んでください。そしてまたどこかで会いましょう。モンゴルか日本か、どこかで。

2011年5月1日日曜日

阪急電車~片道15分の奇跡~



今月のファーストデイは阪急電車~片道15分の奇跡~。とっても好きな内容の映画でした。

昔、といっても10年ちょっと前だけど、その時につくりたいと思っていた内容に似ていたのでビックリしました。その時に考えていたやつ↓↓↓

コンパートメントの車両で旅をする青年。停車駅ごとに巡る出会い。コンパートメントで交わされる会話から追想の物語を旅する。そうして電車は進み、青年の旅は続く。

映画の話し↓↓↓

主演の中谷美紀をはじめ、キャストがガシッとキマッていた。宮本信子さんはさすがだし、いま一押しの谷村美月さんも良かったし、南果歩さん、戸田恵梨香さんも自然な感じて役にハマっていた。この映画は役者さんの演技で魅力が決まったのかなと思う。

全体的に少しだけあったかくて少しだけ淋しい。小さな幸せと小さな不幸せを集めたような作品だった。答えを求めないブルーハーツの歌詞のように人間くさい雰囲気もあった。あと、分かりやすさから距離を取りながらも内容がストンとこころに落ちるのはちゃんと時代をうつしている証拠だと思う。いい映画だな。

映画の帰りにすずらんの花をパートナーに贈った。5月1日はフランスではすずらんの日で、受け取った人に幸運が訪れるらしい。小さな蘭からはやっぱり小さな幸せが訪れるんじゃないかと思う。どことなく今日の映画にも似合った花だなと思う。