セレンゲ県トゥンケル村の金鉱山で採掘中のショベラにー向けて発砲する事件があったようです。犯人は地元の環境保護NGOのリーダーで、この発砲による怪我人はいないとのこと。
とうとうモンゴルでもこの手の事件が起きてしまったかという感じです。
開発により村の水資源供給元である河川が干上がり、実際に家畜が死亡するなど村民の生活に深刻な影響がでている、というのが逮捕されたリーダーの主張。また河川や森林地域での開発は法律により禁止されており、今回の開発は違法行為であるとのことです。
これから世界最大規模の鉱山開発ラッシュを迎えようとしているモンゴル。当然のことながら環境に与えるインパクトも無視できないものになります。なんだか先が見えてしまったようで悲しいです。また同様の事件がきっと起こるでしょう。