2009年6月30日火曜日

急に暑くなりました。

急に寒くなったと思ったら、今度は急に暑くなりました。

ウランバートルの気温は30度くらになっています。湿度は低いので、じめじめした厚さではないのですが、日が肌を刺すような暑さです。日中はサングラスをしていないと、反射光で目が痛くなります。

今はまだ活動準備段階中で、関係役所への表敬訪問や、語学訓練が続いています。モンゴル語は予想以上に厳しい状況です。いまは、一日でも早く充実した活動ができるよう、勉強を頑張りたいと思います。

2009年6月28日日曜日

急に寒くなりました。

今日で5日目です。到着してから3日間はとっても夏らしい暑い日が続きましたが、4日目にして一転、冬のように寒くなりました。日中の気温は10℃ほど。寒暖の差が激しすぎるのでまいります。

到着してからしばらくは現地オリエンテーションが続きました。その半分位が安全に関わる留意事項でした。

首都ウランバートルの治安状況は年々どうも悪化している傾向にあるようです。特にスリ、強盗が多発しているみたいです。今のところ被害にはあっていませんが、周囲では多くの人がスリにあっているようなので気を引き締めていきたいです。

慣れてからも細心の注意を払い、身の安全を確保していきたいと思います。

2009年6月24日水曜日

モンゴル到着☆

成田から直行で5時間、モンゴルに到着しました!

第一印象ですが、空気が澱んでいるなと感じました。車の排気ガスのにおいがします。またいたるところに建築途中の建物があり、これから発展していく雰囲気が伝わります。

ゴミ問題について活動していくことになるのですが、まちを見た感じだけでも課題は山積みです。

自分の力が少しでも貢献できるように、頑張りたいです。

2009年6月23日火曜日

いってきます!また2年後にあいましょう。

出発前夜。特に不安も気負いも無く、これでいいのかと。。


( うちの近所が撮影されたポストカードを購入 )

時間は早く流れるのとゆっくり流れるのではどちらがいいか。

来週に嫌いな注射があると一週間がすごく短く感じてしまう。けど来週に好きなアーティストのライブがあると一週間がとても長く感じてしまう。

刺激が無く、退屈な状況だと時間が長く感じてしまう。充実したときを過ごしていると時間があっという間に感じてしまう。

モンゴルでの2年間はどのように感じるのかなぁ。いまそんなことを考えてました。どうでもいいことですね。


さて、それではいってきます。ネット環境が整うまで、しばらくブログはお休みします。

2年後に元気に再会できることを楽しみにしています!

2009年6月22日月曜日

いまだパッキングが終わらず。。

出発目前にしてパッキングが終わらない。。

あれも必要かも、これも必要かも、、あ~やっぱり現地で買えるからやめよう・・・でもやっぱり必要かなぁ。。

パッキング代行サービスがあったらお願いしたいなー。

今日は寝ないで頑張ります!!

都市から地域へ。胎動を聴く。

まちづくりコンサルタントのM氏との対談。というか飲み会でのお話。

M氏いわく、いま"まちづくり"最前線では、知識と行動力のある若い人材が東京から地域へ動きはじめているとのこと。そしてその動きに合わせて、東京は地方のコンテンツを紹介するメディアとしての役割が高まってきているらしい。

地域には、世界中の人が注目する面白いコンテンツがたくさんあるということ。そのコンテンツを東京というメディアを介して世界に発信するということ。そして、実力ある若い人材が、時間と情熱を傾けてそのことに取り組み始めているということ。

この胎動が産声をあげ育ち始める時、日本社会の地殻変動が起きるのかもしれない。

2009年6月21日日曜日

『天才 成功する人々の法則』

東京はじめじめして蒸し暑い日々が続きます。モンゴルの夏は湿度が低いのでからっとして過ごしやすいみたいです。


( マルコム・グラッドウェル 訳:勝間和代 『天才 成功する人々の法則』 )

勝間さんが激賞!ということで読んでみました。カツマー衰えるところ知らず、です。

天才と呼ばれる人たちが、天才にいたるまでの共通する要因にせまった面白い一冊。天才の生い立ちはドラマチックに語られがちで、遠い存在になりがちなだけに、興味深いテーマだと思う。

好きなことに没頭し、その時間が1万時間を越えると量が質に転化して本物になるという"一万時間の法則"。天才は生まれながらにして天才なのではなく、継続できる力と周囲の環境に大きく依存することが数々の事例をもとに説明されている。

先日読んだ小説『BOX!』でも、継続できる力=才能、という感想をもったが、やはりそういうことなんだなぁと思った。

MR.BIG @ 武道館

MR.BIGの復活ライブ@武道館にいってきました!


( 後輩からのプレゼント。ベーシスト、ビリーシーンのサインです )

MR.BIGは高校のときはまっていたバンド。メンバー全員が超絶テクニシャンで、キャッチーなバラードと疾走感あるロック・ナンバーで当時の3年4組で流行っていた。

ライブは同窓会みたいに、ちょっと懐古的な雰囲気がした。会場に詰め掛けたファンも、きっとそんな雰囲気を求めていたのだと思う。

それにしても、メンバーの超絶テクは健在で、とてつもなく凄かった。ギター、ベース、ドラム、それぞれのソロを聴けただけでも十分価値のあるライブだったと思う。

2009年6月20日土曜日

たくさんの人に送ってもらえる幸せ

たくさんの人から、モンゴル行きに向けて激励してもらっています!本当に本当に感謝です!!どうもありがとう!!!



高校や大学、職場の同期、部活の仲間、世界中で知り合った友人たち。1%の自分と99%の家族と友人。自分を構成する要素はそんな感じじゃないかな、と思っているけど、こういう旅立ちの機会にそう強く感じます。

モンゴルでの2年間、具体的な目標を定め、努力し成果を残してきます。このblogや様々な機会を通じて、体験をフィードバックし、必要としている人の役に立てるよう努めたいと思います。

なので、これからもよろしくお願いします。

2009年6月19日金曜日

The KyoRyu

上野の国立科学博物館で大恐竜展をみてきました!



館内は親子連れでいっぱい!とってもにぎやかな会場でした☆

駆け足で観てしまったので、恐竜に関する薀蓄は何も得られませんでした。。が、2億年前もの昔に存在した生物の骨が、今の時代の空気に触れ、私たちの目の前に実在することが、とんでもなくロマンチックに感じてしまいました。

2009年6月18日木曜日

『BOX!』

今日も歯医者。あと一回で終わると思っていたのにもう二回通院が必要とのこと。自分が悪いのだけどげんなり。


( 百田尚樹 『BOX!』 太田出版 )

大阪の高校ボクシング部を舞台にした小説。リズムよく爽やかな文章で600P近い厚さを感じさせない内容だった。最近では『一瞬の風になれ』『DIVE!』にも同じような感覚を持った気がする。「スポーツ青春もの」が好きな人にはたまらない一冊だと思う。

主人公はタイプの異なる二人のボクサー。そして完全無欠のライバルの登場。設定はちょっと漫画チックで先が読めてしまう展開だけど、キャラクターの個性に引き込まれハラハラドキドキしてしまう。すごく面白い。

別の視点で物語を読むと、天才とは、才能とは、努力とは何か、について考えてしまう。またボクシングの魅力にも接近した小説なので、ボクシングファンとして多くの人にお勧めしたい。

2009年6月17日水曜日

都と区へ表敬訪問

今日は都庁と江戸川区役所へ表敬訪問にいってきました~。

石原都知事は海外出張で会えなかったけど、多田区長にはご挨拶することができました。気さくな雰囲気の方で、また過去にモンゴルに派遣された隊員のこともしっかり覚えていてすごいと思いました。担当して下さった職員の方もとても親切でありがたかったです。

区役所がいい所でよかった~☆

2009年6月16日火曜日

廃れるも一瞬

今週の日経ビジネス。高島屋前会長、増倉氏の有訓無訓。


( 日経ビジネス : 2009.06.15 )

ここ最近の有訓無訓は、何かと不況に関わる記事が多かった。なので平時の際の訓戒は久し振りな気がする。

「やめるのが一瞬なら、廃れるのも一瞬」。明治時代から続く高島屋の企業文化"美術部"を継続していく価値を、そう一言でまとめている。収益面を考えるなら切捨てもありえる部門を、文化的側面に価値をおいて継続する姿勢は健全なことだと思う。

これまで「継続は力なり」といわれるように、自身を向上させるための努力を継続と置き換えて捉えてきた。しかし、築いてきた人脈や信用、技術や手法などが一瞬で廃れてしまうことを考えると、継続することの意義はあまりにも大きい。

久し振りに雨音を聴く

東京は雨。ぽつぽつ降っています。でも窓越しに聴こえる雨音は涼しくて気持ちいい。もうすぐ来る夏が待ち遠しい。

2009年6月15日月曜日

Battle For The Sun : Placebo

プラシーボの新譜を聴きました!


( Battle For The Sun : Placebo )

予想以上にカッコいいアルバムだった。先月、今月とビッグネームのリリースラッシュが続いたが、プラシーボの新譜が一番充実した内容だったと思う。

プラシーボは本国UKでの人気と比べ、日本では相当マイナーなバンドになってしまっている。もったいない。重量級で耽美なメロディーとブライアン・モルコの妖艶なボーカルは健在。自分たちの鳴らす音に迷いはない、と宣言しているように聴こえる。

今年はサマソニで9年振りに来日する。観れないのが残念だけど、日本でのファンベースを広げて2年に1回は来日するバンドになってもらいたい。

2009年6月14日日曜日

のんびり、ゆっくり

モンゴルに向けて準備をしなければ、と思いつつ、なかなかはかどりません。衣類のほかに持っていくものが思いつかない。。



映画をみてきました。松山ケンイチ主演『ウルトラミラクルラブストーリー』です。とってもへんちくりんでつかみどころの無い映画でした。

ここ数日、何をするでもなく、ただのんびりとしていて、これでいいのか、とあせってしまったりもしたけれど、まぁ、これでもいいのかな、と思うようになり、

特別な気持ちになって何かをしたからではなく、日々の積み重ねの先にしか成果は実らないタイプなんだと実感しました。

2009年6月13日土曜日

『かあちゃん』

久し振りの東京は、すっかり夏のにおいがします。金曜の夜は賑やかでした。


( 重松清 『かあちゃん』 講談社 )

今朝、重松さんの新刊をいっきに読みました。一つ一つの章がドラマとなってつながる重松さんらしい作品でした。

帯にある「母と子の物語」というよりは、人が自身と向き合うことの葛藤と、その過程を経てのこころの成長を描いた物語だった気がする。

たとえそれがマイナスな出来事であっても、人が成長する理由としてはマイナスにはならないこと。このことは重松さんの著作に共通するメッセージのような気がする。前向きになれる力をもった素晴らしい一冊だと思う。

2009年6月12日金曜日

訓練振り返り

訓練が終わって、何だか気持ちが切り替わらないまま、今日一日を過ごしてしまった。65日間の、外界と殆ど遮断された環境での訓練は、やはりとても濃いものだったと思う。

6時起床。朝の単語学習。軽いランニング。朝の集い。朝食。語学・・・と、規則正しく無駄の無い生活だった。夕食にお風呂セットを持って行き、食後に入浴。そのまま教室に行って自習。部屋に戻ってネットして就寝。リズムと効率を重視した生活だった。

一日の半分近くを占めた語学訓練。本当に素晴らしい先生と、クラスメイトと一緒に勉強することができ、幸せだった。真剣に学び、そしてよく笑った。その時間があったから、訓練所での生活が充実したものとなったのだと思う。

食事や、語学以外のオフの時間。班員のとの何気ないコミュニケーションが楽しかった。マイペースの自分をそってしておいてもらえたのもありがたかった。おかげでストレスを全く感じない65日間となった。200名近い集団生活でストレスを感じなかったのはすごいと思う。

国別リーダーに立候補したこと以外、意識的に消極的な生活を過ごしてみた。特に自主企画や、イベント、大人数での飲み会などは殆ど参加しなかった。訓練前までは、そういうのがすごく好きだったので、このことを大学の友人が知ったら驚くと思う。自分なりの時間管理手法を発見できたように思う。けど、やっぱりワイワイするの好きだなぁ~。

もし、また協力隊に参加し、派遣前訓練を受けるのなら。今度は自分発の何かを積極的に展開してみたいと思う。ともあれ、貴重な体験をすることができた。今日で余韻を断ち切り、次へ進む。自分に言い聞かせるために振り返ってみた。

訓練修了

昨日、65日間の訓練が終了しました!最後のほうはブログを書く暇も無いくらい忙しかった。


( 班員のS君。本当にお世話になりました!どうもありがとう。 )

訓練生活は語学を中心に、タイトなスケジュールで大変でした。でも、やっぱり気付けばあっという間だったと感じています。国、班、語学、を中心に本当に素敵な人たちと生活ができ、恵まれた環境でした。

当初の目標であった、語学力UPも達成できたと思います。先生に感謝です。

6月24日にモンゴルに出発します。いよいよこれからが本番です。いまは気持ちが浮ついているので、少し落ち着いて、また動き始めたいと思います。

2009年6月7日日曜日

二本松での最後の休日

訓練所生活も残すところあとわずか。休日は今日が最後です。

近くの森を散歩し、



ちょっと雰囲気のある展望台をみつけ、



のんびりと休日をすごしました。



今日読んだ本。渡辺竜王の『頭脳勝負』。著者の人柄が伝わる面白い本だった。

2009年6月6日土曜日

アートを創る人にとっての好環境

テストが終わり、ちょっと気の抜けた一日になってしまいました。語学は継続して勉強しないと身に付かないですね。


( rockin'on 2009.07 )

ロッキンオン今月号のソニック・ユースへのインタビュー記事が興味深かったです。

音楽がネットを通じて普及されるようになり、CDが売れなくなってきている音楽ビジネス環境に対してのサーストン・ムーア(ソニック・ユースのフロントマン)のコメント。以下、少し長いですが引用します。

「こういう現状は音楽にあった"セレブリティ"的な観念を排除し、音楽をもっと地に足の着いた人に近付けることになると思う。(中略)それは知性をもたらすと思うし、音楽にとっても、音楽を創る人にとってもそれはすごくいいことだと思うんだ。(中略)これから音楽を創りたいという人はすごく献身的にならなくてはいけないし、心からやりたいと思わなくてはできない。」

音楽がネットで配信される環境の本質をついたコメントだと思う。CDが売れなくなることはアーティストにとって厳しい状況に違いないと思う。けど、セールスに縛られることなく、より自由に創造できる環境が整ったことは意義深いのだと思う。

誰もが発信者になれるということは、確かに、心からやりたいと思わなくてはできないことだと思う。結成以来30年もの間、彼らは音楽のアート的側面を更新し続けた。だからこそ、その言葉に重みを感じる。

2009年6月5日金曜日

最終テスト終了!

モンゴル語の最終テストが終了しました!

手応えはバッチリです!みっちり勉強したこの2ヶ月間の成果を出すことができたと思います。けど、実力はまだまだ初級の入り口辺り。これからも勉強を継続していきます。

チーム・モンゴルのみなさん、お疲れ様でした☆これからもよろしくお願いします。

long wave : secrets are sinister

最終テストが終わりました!手応えはあるので無事モンゴルに旅立つことができそうです。


( long wave : secrets are sinister )

2009年6月4日木曜日

M83 : Saturdays=Youth

いよいよ明日は最終テストです。これまで長かったような短かったような。


( M83 : Saturdays=Youth )

久し振りの今日の一枚。M83というどこかの惑星みたいな名前のバンド。最近ヘビー・ローテーションで聴いています。

ネオ・シューゲイズとよくカテゴライズされているけど、このアルバムを聴く限りはギターポップよりのバンドだと思います。エヴァーグリーンなメロディーが、きゅんと甘酸っぱく、爽やかさを感じます。まだ新緑の涼しさがのこるここ二本末にとっても合います。

日本での知名度はイマイチだけど、来月このアルバムの邦盤が発売されます。下の「Graveyard Girl」が気に入った方にはお勧めの一枚です。


( Graveyard Girl )



追伸:先日東京に帰ったときに佐藤修悦さんのアートを見つけました☆

2009年6月2日火曜日

『雪冤』 せつえん

今日の一冊。強烈におもしろい本でした。


( 大門剛明 『雪冤』 角川書店 )

帯にあるように、死刑制度に正面から取り組んだシリアスな作品でした。特に前半部分では、死刑制度にまつわる議論が分かりやすく詳述されていて、下手な論文を読むより参考になると思ってしまった。

日本でも、つい先日裁判員制度が始まったこともあり、タイムリーな内容だったと思う。特に、民主主義国家において死刑を行うことは国民一人一人が向き合い考えなければならない、という件は、真摯なメッセージとしてこの本の全体から伝わってきた。まさにその通りだと思う。

中盤以降の謎解きも非常にスリリングで、横溝正史ミステリ大賞受賞が納得のいく作品だった。


追伸:今日はボランティア語れ場?に参加してきました。テーマはLOVE。面白かったです☆


企画してくれたT君、S君どうもありがとう!訓練所でこういう場はすごく需要があるのではないかと思います。また機会をみつけやりましょう!

2009年6月1日月曜日

エコなペットボトル

6月ですね。ここ二本松訓練所はまだ肌寒いです。


( い・ろ・は・す 天然水 Sっちさんどうもありがとう☆)

班員の方から上のペットボトル頂きました。実はこのペットボトル、従来のペットボトルとは一味違います。どういうことかというと、飲み終わった後、下の写真のようになります!



①ラベルがかんたんにはがせます。
②すごく薄いペットなのでかんたんに押しつぶせます。
③軽いです。樹脂使用量40%カットらしいです。

というペットボトルです。ペットボトルの存在自体がエコかどうか、という議論はさておき、ここまでペットボトルが一般化した社会ではそのモノ自体のエコ化は必要だと思います。

このペットのように、自分でつぶした感覚があると、リサイクルをしている実感がよりわいてくると思います。いい商品だと思います。